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(この三人…なかは良さそうだ)
ほしはまだ一度も目を通していなかった
出席票にある履歴書をみた
「金造くんと西さんは同郷で幼い頃から知りいで
金造くんと佐々木くんはクラスが同じと…」
金「…なんで俺だけ名前やねん」
「え、志摩って呼ぶと八百造さんと柔造と被ってしまいますから
区別です」
佐「なら俺も兄と被ってしまいますよ〜？」
「佐々木さんはもうお会いすることはないてしょう？」
西「なら私も舞子でええですよー
同じクラスやし」
「まぁ、名前で呼ばせて貰いますが…ここでは敬語です
きちんと先生と生徒という、自覚を持ってくださいね」
金「なんや、えらっそうに」
ぼぞっと呟いた金造にほしは指を金造に向けた
金「ぃぃぃぃぃぃ！？」
金造はまるで濡れた手でコンセントを触ったように体が痺れた
金「な、にすんの、や！？」
「聞こえてますよ金造くん
私は偉そうではなく偉いんです
お前の兄貴と、同じ階級だぞこら
父親に担任からとお手紙だしましょうか？」
佐「おぉ〜すっげー今のなんか光った？
先生お手柔らかに〜」
ほしは黄雲の電気をまるで小さな雷のように指からだした
「私もこの力まだまだ鍛練中なのて
うっかりもっとでかい雷がおっこちないように
十分言動には注意してくださいね」
金「とんでもないじゃじゃ馬女や」
それにしても今期は中々の粒揃いだ
全員親がｴｸｿｼｽﾄのサラブレッド
ほしは授業に力をいれなくてはとにやりとわらった
西「ふふっ楽しくなりそうですね」
「びしびしいきますので」
佐「はぁ〜可愛い顔して強いとか
ラブコメの主人公ですか」
金「けっ！やったるわ！俺はな女になんかまけへんぞ!!!!!」
かくして無事慌ただしい
新生活が
幕を開けた
-------------
メ「…ほぅそれは実にいい報告です」
「ん〜まぁ皆ここに自分の道がしっかりしてて分かりやすかな」
ほしは理事長室で
授業の資料を作っていた
メ「今期は三人と同い年ですし
少しはやりやすいんじゃないですか？」
「まぁね。男二人は頭悪くてビックリしてるけど
西さんは中々の原石って感じ
おっとりしてるけど
使い魔が面白いの！
息を吹き掛けた無機物が式神になるの
初めてみたとにはびっくりしたよ
急に紙切れに命懸が宿るんだもん」
嬉しそうに生徒の話をすはほしはりっぱに先生の顔をしていた
メ「ふふ、そうですが、今後もよろしく頼みま…」
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作者名：月。 | 作成日時：2018年12月7日 17時
