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可「驚いたわねえ…あの軟弱者があんな本気出すなんて。」
野「私、なんだか感動しましたわ。」
『私も。』
部屋に戻って、化粧を落としてケアをする可憐と、寝巻に着替える野梨子、お風呂から上がって来たAが話す。
悠「だけどさあ、美童ってハーフなんだろ。どうしてあのお姫さんと同じ目と髪なんだろ。たしか、髪が茶色になるくらいでさー。」
可「あら、彼クォーターよ。おばあ様が日本人なんですって。」
そう、だからあんなにミュスカ姫に顔が似ているのだ。
美「プリンセス・ミュスカ。」
ミュ「もう、プリンセスではありません。ミュスカと呼んでください。」
そのころ、美童とミュスカ姫はデッキで夜景を眺めていた。
美「…ミュスカ…ではもう、あなたに恋した男は身分違いで苦しむことはないのですね。」
ミュ「私…昔からそんなものに縛られていませんわ。大切なのは愛する心だと思っています。」
自分がミュスカ姫と恋仲になることが可能になったと分かり、美童は顔を明るくした。
魅「どーでもいいがねえ、美童。さっきからその忍び笑いで眠れんのだが。」
男性部屋もベットで眠りにつこうというとき、美童のふっふっふっふっという笑いで清四郎と魅録はちっとも眠れそうになかった。
美「い…いやあ悪いね。つい口が。くっくっ」
魅「きもい…」
清「魅録、馬に蹴られるぞ。あきらめろ。」
そういう清四郎は、しっかり耳栓をしていた。
自分の恋が叶いそうで、美童は嬉しくてたまらないのだ。
美「そういうわけで、魅録君。君の恋も、先輩として応援させてもらうよ。」
魅「いらん！！」
そういうわけで、美童は明日からミュスカ姫に、ミュスカ姫は美童の格好をして、外を歩くことになったのだ。
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今日の有閑倶楽部
疲れてますわね。話ぐらい付き合いますわよ by野梨子
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snow - 美紀さん» ありがとうございます！！ (2021年11月29日 21時) (
レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月29日 13時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
snow - Rubyさん» ありがとうございます！私は母に勧められて漫画を読んで以来、すごくハマっています。応援ありがとうございます！ (2021年11月6日 17時) (レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - すごく面白いです！数年前に漫画を読んで以来だったので、すごく懐かしいです。これからも応援してます！ (2021年11月5日 22時) (レス) @page34 id: 4fb684013b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：snow | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aiwo/
作成日時：2021年9月3日 17時
