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美「うわっ！！」
悠「なに突っ立ってんだ！！早く逃げろ！！」
驚くばかりで動けない美童に、悠理が叫んで美童のほうに走る。
ガン！！ギュキュキュー！！
衝突音とブレーキ音が街に鳴り響く。
清「大丈夫か！？美童！けがは！？」
野「美童！！」
６人が美童に駆け寄る。
美「ああ…なんとも…畜生、なんで…」
可「あんたなにやったのよ！今の車、絶対美童をひき殺そうとしてたわよ！」
美「冗談…人に恨まれる覚えなんか…」
清「…」
清四郎が視線を送る先は、呆然として顔色を失うミュスカ姫。
清「わけばあの美人に聞けばいい。おかげで助かったんだから…」
魅「ふーん、国王の後妻が自分の息子を王位につけたいためにか。よくある話だな。」
ミュ「弟はとても優れた人物ですから、お
ネ「この旅行から帰ったら、ビスキー公爵様とのご結婚が正式に決まります。それで王妃様は、最後の手段にでられたのだと思いますわ。貴族の中にも弟君を、という声もありまして…いつもゴタゴタが絶えない日々でした。」
ミュ「…」
それで、ミュスカ姫は国を捨てようと決意したのだ。
さっきの美童の車も、美童をミュスカ姫と見間違って、ひき殺そうとしたのだろう。
でも、直前になって美童だと分かったから、急ブレーキをかけた、というわけだ。
魅「アメリカにあては、あるんですか？知り合いでも。」
ミュ「…ええ…」
『そのビスキー公爵とは何度か？』
ミュ「パーティで三度ほど。」
それを聞いて、美童がハッとした表情を見せた。
美「それなら…僕が身代わりになっても分かりませんね。アメリカまで。」
ミュ「いけません！！あなたが。」
美「だからです！あなたを危険な目にあわせたくないんです！」
美童が自ら、ミュスカ姫の身代わりをかって出たのだ。
美「ハワイからも乗客が大勢来ます。その中の誰が狙ってるかも分かりません。プリンセス。ミュスカ、あなたをお守りしたいんです。僕にその役をやらせてください！！」
ミュ「美童…」
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今日の有閑倶楽部
疲れてますわね。話ぐらい付き合いますわよ by野梨子
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snow - 美紀さん» ありがとうございます！！ (2021年11月29日 21時) (
レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月29日 13時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
snow - Rubyさん» ありがとうございます！私は母に勧められて漫画を読んで以来、すごくハマっています。応援ありがとうございます！ (2021年11月6日 17時) (レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - すごく面白いです！数年前に漫画を読んで以来だったので、すごく懐かしいです。これからも応援してます！ (2021年11月5日 22時) (レス) @page34 id: 4fb684013b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：snow | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aiwo/
作成日時：2021年9月3日 17時
