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清「そうか。ベネンシェラで時宗のおじさんと会う約束を。」
花「兄さん来ないね。きっと捕まった。」
あの後二人は、何とか修羅場を乗り切り、とりあえず逃亡のためタクシーの中にいた。
その時、そのタクシーの横を一台の自転車が通り過ぎる。
清「！悠理！魅録！！」
魅「えー！！俺たちの誰かがマイクロフィルムを飲んだって！？それで狙われたのか！」
花「…貴方たち迷惑かけて、私心苦しい。私たち、兄妹二人だけ…兄さん、私養うため、悪いことしてた…」
花「でももう、私兄さんに悪いことさせたくない…どこか遠いとこ行って、やりなおして…毎日怯えて暮らさなくていいとこ…」
それを聞いて悠理も、少し涙ぐむ。
悠「(けなげェ…あたしなんか、悩みっていえばテストぐらいだなァ。…同じ年ぐらいなのに苦労してんだ。)」
すると、反対車線を走る車の窓から、時宗の顔が見えた。
日本からやっと到着したようだ。
魅「親父！！」
清「ホテルに向かってるんだ！運転手さん、あの車追っかけて！！」
魅「Ｕターンしてくれ！」
言われた通りに車が動こうとしたとき、タクシーの両隣に急に車が止まってきた。
運「何するある！危ないあるよ！」
運転手がその車に向かって叫ぶと、中の男がピストルを向けて来た。
運「ヒッ」
花「見つかったわ！組織の連中よ！！」
「運ちゃんよ。命がおしかったら、そのまま走らせな。心配しないでもお前は返してやるからよ。」
清「さすが香港マフィア。すばらしい機動力ですよ。」
「おらよ、入んな。お仲間がお待ちかねだぜ。」
そう男が言って、４人が部屋に入る。
野＆可「悠理！魅録！」
美「うわっ、清四郎まで捕まったのか！」
そこには、野梨子、可憐、美童、男山に万作が既に入っていた。
悠「…父ちゃん、何かくさい…」
万「畑仕事してるとこ、やられただ。」
美「何がどうなってんだよ、清四郎！！」
可「そうよお、私と野梨子なんかトイレ行ってるときに捕まったのよ！？」
魅「…おい。」
そこまでして、魅録が顔をしかめる。
魅「Aは一緒じゃないのか？」
野「そういえば、香港の友達に会うって…」
美「まだ捕まってないの？」
清「…どうなんですか？」
清四郎が部屋の見張り役の男に聞く。
「心配しなくても、もうすぐ来るさ。」
ニヤッと笑ったその男の言葉通り、しばらくしてドアが開き、
『っ…』
Aが連れ込まれてきた。
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今日の有閑倶楽部
疲れてますわね。話ぐらい付き合いますわよ by野梨子
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snow - 美紀さん» ありがとうございます！！ (2021年11月29日 21時) (
レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月29日 13時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
snow - Rubyさん» ありがとうございます！私は母に勧められて漫画を読んで以来、すごくハマっています。応援ありがとうございます！ (2021年11月6日 17時) (レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - すごく面白いです！数年前に漫画を読んで以来だったので、すごく懐かしいです。これからも応援してます！ (2021年11月5日 22時) (レス) @page34 id: 4fb684013b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：snow | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aiwo/
作成日時：2021年9月3日 17時
