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私と離れた後のこと、色々教えてくれて
辛かったこと、苦労したこと
そして、うちのお店に“嫉妬”していたなんて事を聞かされて
“俺、自分の店 持つんが 夢やねん”
目を輝かせながら、そんな夢を語ってくれた忠義が
お客さんを増やす事、売り上げを伸ばす事、うちのお店を潰す事。それだけを考えてやってきた
なんて
自分の料理でみんなを笑顔にしたい
そう 一点の曇りもない目で、まっすぐ将来を見据えていた彼の瞳を曇らせてしまったのは
僅かながら、私にも原因があったんだと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになる
「でもな？……」
尚も話を続ける忠義の顔は、今まで見てきた中で、1番穏やかで優しい表情
「……俺の料理でAのこと、笑顔にしたいって思ってた この気持ち。
思い出したんよ」
「えっ？」
「俺のせいで、辛い想いさせたこともわかってる。お店のためや言うて、何人もの女の子に声かけて、デートとかしてみたりもしたけど、やっぱ アカンねん。
忘れようとしても、忘れられへん
思い出したなくても、思い出してしまう
Aと一緒に居った時のこと。
許してくれなんて、言わへん
でも、信じてほしい
これからの俺を、信じてほしい
木口 Aさん
俺と、改めて お付き合い してもらえませんか？」
忠義が私と同じ気持ちでいてくれたことがわかって、嬉しかった
でも
「ごめんっ……なさいっ」
このままじゃ いけないって思った
「私っ、あの日……忠義と最後に会った あの日……」
弱かった自分、自信のなかった自分をさらけ出して
「逃げたの。忠義のこと信じてなかったわけじゃない。嫌いになったわけじゃない。
ただ、自分に自信が持てなくて……
あの状況を目の当たりにしたら、いつか私は、この人に捨てられるかもって思って。
怖くなった。だから 私は……
貴方から 逃げ出したの」
私の方こそ、改めて 自分の気持ちを伝えたい
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ちか(プロフ) - りんさん» 不快な思い、させてしまって申し訳ありませんでした。即変更しておきました。 (2017年3月24日 19時) (
レス) id: 19b6facfd4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 大倉くんのファンなので、タラレバというワードがとても引っかかってしまいます…。 (2017年3月24日 13時) (レス) id: b8c41de9ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか
| 作成日時：2017年2月23日 13時
