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パーティー当日

私は仕事が休みだけれど、信ちゃんは仕事で、ヤスくんはそのお手伝い

裕くんはマルちゃんと、明日の仕込み
私も手伝うって言ったのに


「Aはえぇから。可愛くしてもらってき」

と、追い返された



“15時から、僕の友達の美容師さんにヘアメイク、予約しといたからなっ”

ヤスくんから送られてきたメール
そこに書かれた住所と地図


この間、4人に買ってもらったドレスと小物を持ち、地図を頼りにお店の前に辿り着くと、待ってましたとばかりにドアが開く

「木口様ですね?お待ちしておりました。こちらへどうぞ」

店内に案内された



「パーティーなんですってね」


「そうなんです。でも、初めてで…」


「じゃあ、とびきり素敵にしなくちゃ…ですね」


そこで着替えも済ませて

「お洋服、こちらでお預かりさせて頂きますので…」

着てきた服を預けて外に出ると、タイミングよく目の前に滑り込んできた黒塗りの車



「木口 A様 でしょうか?」


「……はい」


「村上様からご予約いただきました…」



信ちゃんが手配してくれた車に乗って、流れる景色を眺める

みんなとの待ち合わせは、パーティー会場の前

ホテルに入って、会場のある35階までは ひとりな訳で…

どうしよ……
緊張する


「それでは、行ってらっしゃいませ」

運転手さんに見送られて、ホテルの中へ入る


えっと……エレベーターは………

キョロキョロしていると、後ろからコソコソと聞こえる話し声


「あいつ、ロボットみたいやな」

「ホンマや、手と足 一緒に出てるんちゃう?」

「んなこと言わんといたって。でも…あの動き、かわえぇなっ」


あーっ、もぉ!
ピタッと立ち止まり、勢いよく振り向いて

「信ちゃん、裕くん、ヤスくんっ、聞こえてるかっ……ら…」


いつもみたいにビシッと言おうと思ったのに

黒いスーツを着こなして、横一列に並ぶ4人を見たら、そんな勢いも衰えた


そんな中、マルちゃんが一歩前に出て

「では、参りましょうか?お姫様」

差し出された手


「えっ……えっ?」


「ほらっ、手 かして?」


マルちゃんの手の上に、自分の手を重ねたら



「う〜ん、ちょっと ちゃうな」

肘を曲げてできた空間に、私の腕をくぐらせて



「うんっ、ええ感じっ」



嬉しそうなマルちゃんと腕を組み、エレベーターへと乗り込んだ

・26→←・感謝を込めて…



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ちか(プロフ) - こあさん» 2作品、お読み頂き嬉しい限りです(≧∀≦)決して焦らしているわけでは^^;脱線が多すぎて、本質に迫りきれてないという……本日より、またユルユルと更新していきますので、長〜い目で お付き合い下さると嬉しいです^ ^ (2017年2月16日 8時) (レス) id: 19b6facfd4 (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - ちかさん» もちろん、同時進行で読み進めております♪ あぁ、焦らされている(笑) (2017年2月14日 1時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - こあさん» 緑さんsideもお読みいただけているのでしょうか?ありがとうございます(≧∀≦)つ、繋がってしまうのでしょうか?!… な〜んて 含みを持たせつつ……(*^^*) 亀更新ではありますが、最後まで お付き合い下さいね☆ (2017年2月13日 22時) (レス) id: 19b6facfd4 (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - つ、繋がってしまう~(冷や汗)展開が楽しみですね★ (2017年2月13日 15時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちか | 作成日時:2016年12月28日 1時

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