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「どう…かな?」

私の姿を見て固まる4人


「ねぇ、なんか言ってよ。
……やっぱり、似合ってない よね?」


「……いやっ、んな事ないで?」

「逆に、似合いすぎてるしっ」

「どっかのお姫様かと思ったわぁ〜」

「Aちゃん、自信もって。そこら辺の“お嬢さま”より、素敵なレディになってるよ?」

「へへっ、ありがとう」



「なぁっ?このバック どう?」

「これっ?すっごく素敵…」

「それな?僕が選んでん」

「マルちゃんが?」

「時計は 裕ちん、アクセサリーは意外にも 信ちゃん」

「ウソッ!」

「“意外”ってなんやねん。Aもっ、ウソやない、ホンマやっ」

「俺らがAとの付き合い、一番長いからな。お前の好みも、大体 わかるって。
……にしても ヤス。やっぱヒール、もうちょい高い方がええんとちゃう?」


バックがマルちゃん、アクセサリーが信ちゃん、時計が裕くん……

おのずと靴は、ヤスくんが選んでくれたんだろうって思ってたけど

「そこは、譲られへんの。あの高さが限界っ」

何故かヒールの高さにこだわるヤスくん


「やって、それ以上高いと……」

「あ〜ぁ、ヤスよりAのが、背 高なってまうんか?」

「信ちゃんっ!」


そっか、ヤスくんそこがコンプレックスって 前、言ってたっけ……



「ヤスくん、さっき私に言ってくれたでしょ?
“自信もって”って。
ヤスくんもさっ、“自信”持って?だって、ヤスくんはヤスくん でしょ?
でもっ、私 ヤスくん選んでくれたこの靴、気に入ってるよ?」

「………ん〜ん、実はもっとそのドレスに似合いそうな靴、見つけててん」



その靴を履いてみると、ほんの少しだけ、ヤスくんよりも高くなった 私の背

「ねっ、おかしくないよね?」

ヤスくんの隣に並んでみる


「おぅ、全然 可笑しないで?」

「ヤスの考えすぎやわ」

「パーティー、楽しみやね」

「Aちゃん、ありがとうな。
……やっぱ、そっちの方が似合ってる」



「それは、俺ら4人からのプレゼントや」

「なんでっ?私、自分で払うよ」

「えぇ えぇ。開店祝いもしてへんし、毎日 頑張っとるしな〜。まっ、諸々込みやっ。
ガタガタ言わんと、貰っとったらえぇねん」


「本当に、いい の?」

信ちゃんの後ろにいる3人も頷いてくれるから


「みんな、ありがとう」


素直に厚意に甘えた





鏡の中に映る自分の姿を見ながら




あれだけ躊躇していたパーティー





楽しみに思い始めている自分に気付いた

・感謝を込めて…→←・23



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ちか(プロフ) - こあさん» 2作品、お読み頂き嬉しい限りです(≧∀≦)決して焦らしているわけでは^^;脱線が多すぎて、本質に迫りきれてないという……本日より、またユルユルと更新していきますので、長〜い目で お付き合い下さると嬉しいです^ ^ (2017年2月16日 8時) (レス) id: 19b6facfd4 (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - ちかさん» もちろん、同時進行で読み進めております♪ あぁ、焦らされている(笑) (2017年2月14日 1時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - こあさん» 緑さんsideもお読みいただけているのでしょうか?ありがとうございます(≧∀≦)つ、繋がってしまうのでしょうか?!… な〜んて 含みを持たせつつ……(*^^*) 亀更新ではありますが、最後まで お付き合い下さいね☆ (2017年2月13日 22時) (レス) id: 19b6facfd4 (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - つ、繋がってしまう~(冷や汗)展開が楽しみですね★ (2017年2月13日 15時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちか | 作成日時:2016年12月28日 1時

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