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フラリ フラリと近付いて来た裕くん



「あんな?2人に頼みたいことがあんねんけど」


「私…たち?」


「そっ。店の食器をな、そろそろ幾つか変えよう思ってんねんけど……
それをヤスとAで選んでくれへんかな?って……」


「「はいっ⁈」」


「今度の日曜日、2人で買い出し 行って来てもらえないかと…」


「何で、俺らが?」
「何で、私達が?」


「ほらっ。案外2人 気ぃ合うみたいやし」


「合わへんわっ」
「合わないよっ」


「えぇコンビやんか。とりあえずなぁ、あっこのグラスと、長皿と…」


「だから、行かへんって!」
「だから、行かないって!」



私達の言うことになんて、全く聞く耳を持たず 話を続ける裕くん

「なんやねん、もう…」

ブツブツ言いながら扉に手をかける安田さんに


「ちょっ、待って下さいよ」

声をかけるも


「俺、行かへんからなっ」

そう言い残し、出て行ってしまった




一応、裕くんに言われた物、メモしていると


「悪いなぁ、せっかくの休みに」

信ちゃんが隣に座って


「章ちゃん、照れてるだけやねん」

反対隣に マルちゃん



「ヤスな?普段はあんな風やないねんで?」


「そうそう。休みの日は、雰囲気 全然違って、いつもニコニコ…」


「ウソッ!」


「ウソやないって。Aちゃん、章ちゃんのこと もうちょっと見てあげたら?」


「えっ?」


「せやなぁ。2人とも、お互いに壁 作ってるやろ?」


「そんな事っ…」


「ないん?」


「……だって、安田さん 怖いんだもん」


「ふっ。アイツは仕事熱心なだけやねん。仕事とプライベート、きっちり分けとって。しっかりしとる奴や」


「………」




「お前、俺ん事 なんで呼ぶ?」


「信ちゃん?」


「ヨコは?」


「裕くん」


「マルは?」


「マルちゃん」


「ヤスは?」


「安田さん…」


「ほら、ヤスだけ ちゃうやろ?」


「…………うん」


「これから長い付き合いになる奴や。
日曜日、ええ機会になるんちゃうか?」





信ちゃんに言われたこと、一理ある

最初の印象で、安田さんと合わないって決めつけて、避けてたとこ あったかも




さっきメモした買い物リストを握りしめ、日曜日のことを考えた

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ちか(プロフ) - こあさん» 2作品、お読み頂き嬉しい限りです(≧∀≦)決して焦らしているわけでは^^;脱線が多すぎて、本質に迫りきれてないという……本日より、またユルユルと更新していきますので、長〜い目で お付き合い下さると嬉しいです^ ^ (2017年2月16日 8時) (レス) id: 19b6facfd4 (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - ちかさん» もちろん、同時進行で読み進めております♪ あぁ、焦らされている(笑) (2017年2月14日 1時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - こあさん» 緑さんsideもお読みいただけているのでしょうか?ありがとうございます(≧∀≦)つ、繋がってしまうのでしょうか?!… な〜んて 含みを持たせつつ……(*^^*) 亀更新ではありますが、最後まで お付き合い下さいね☆ (2017年2月13日 22時) (レス) id: 19b6facfd4 (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - つ、繋がってしまう~(冷や汗)展開が楽しみですね★ (2017年2月13日 15時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちか | 作成日時:2016年12月28日 1時

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