80.死体の人形 ページ35
ドン!…ドン!!
氷の塊が地表へと落ちてくる
ガシャ……ン…
最後に、真っ赤な氷を纏った冬獅郎が崩れ落ちた
辺りには、氷柱が群を成す。
氷の世界_____…
藍「…良い眺めだな。
季節じゃあないが、この時期に見る氷も悪くない」
その時、後方で霊圧を感じた。
この状況を見ても動揺を見せない、高密度な霊圧…
顔だけ後ろに向けると、ギンもつられて振り向いた。僅かに、目を細める
藍「さて、いこうか。
A、ギン__________」
ザッ…
動きが、止まった
卯「…やはり此処でしたか、藍染隊長。」
凛とした、柔らかな声。
優雅な、佇まい。
『…卯ノ花隊長』
卯「…いえ、最早“隊長”と呼ぶべきではないのでしょうね。大逆の罪人、藍染惣右介。」
藍「どうも。卯ノ花隊長。
来られるとすればそろそろだろうと思っていましたよ。すぐに此処だとわかりましたか?」
卯「如何なる理由があろうとも立ち入ることを許されない完全禁踏区域は、瀞霊廷内にはこの清浄塔居林ただ一箇所のみ。
貴方があれほどまでに精巧な『死体の人形』を作ってまで身を隠そうとしたのなら、
その行く先は瀞霊廷内で最も安全で見つかりにくい、ここを置いて他にありません。」
確かに、卯ノ花隊長の読みは筋が通ってる…
ただ、少し違う。
藍「惜しいな、読みは良いが間違いが二つある。
まず一つ目に、僕は身を隠す為にここへ来た訳じゃない。
そしてもう一つ______」
次の瞬間、
藍「これは『死体の人形』じゃあ無い」
卯「!」
虎「…い…いつの間に______…!」
藍染隊長の手には、
姿形だけの人形_____藍染隊長が持たれていた
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響華 - 更新、おやめになられたんですか？ (2019年6月29日 23時) (
レス) id: 2916bffe8d (このIDを非表示/違反報告)
金盞花 - ありがとうございます!本当、ヒロネコさん達のお言葉に救われました…皆さんの期待に添えるよう、精一杯努力させて頂きますので、宜しくお願いします。 (2016年6月12日 18時) (レス) id: 48e8b6547c (このIDを非表示/違反報告)
ヒロネコ(プロフ) - 続けてくださるということで良かったです(*´∀｀*)少しでも悩み事が解決したらなと思ったので･･･。あまり無理しないで下さいね(´・ω・｀)更新楽しみにしてます(*´∀`)♪ (2016年6月12日 10時) (レス) id: 293e2e8ec4 (このIDを非表示/違反報告)
金盞花 - ありがとうございます!!早速、続篇にいかせて頂きますね! (2016年6月11日 23時) (レス) id: 48e8b6547c (このIDを非表示/違反報告)
ナキ(プロフ) - 続けるということで本当によかったです！少しでもお力になればと思ってコメントしてよかったです^^更新頑張ってください！ (2016年6月11日 11時) (レス) id: 7f625c503d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：EGOIST | 作成日時：2016年4月23日 14時
