78.【憧れ】と【理解】 ページ33
日「…理解して…
なかっただと…」
冬獅郎が雛森を庇う様にして、前へ出る
日「てめえだって知ってる筈だ…
雛森はてめえに憧れてた…
てめえに憧れて護廷十三隊に入り…
てめえの役に立ちたいと、それこそ死にもの狂いで努力してやっとの思いで副隊長になったんだ…」
ポツポツと喋り出す。
私は、心の中で呟いた
…違う、
違うんだよ、冬獅郎…
藍「知っているさ。
自分に憧れを抱く人間ほど御し易いものは無い。
だから僕が、彼女を僕の部下にと推したんだ」
日「な…」
お前の言いたい事はわかる。
だけど、そんなもの、この人には通用なんかしない。
世界はそんなに、簡単で綺麗じゃない
藍「良い機会だ。
一つ覚えておくといい日番谷くん」
今言ったその全てが、
この人には遠すぎる______
藍「憧れは、理解から最も遠い感情だよ」
次の瞬間、冬獅郎が氷輪丸の柄を握った。
最後に見えたのはそれだけで、直後に物凄い爆発。
私と藍染隊長、ギンはその場から即座に飛び退いた。
トン…と、私は二人のちょうど真ん中に降り立つ
パラパラと氷の欠片が舞った。
冷気に満たされた部屋はあらゆる所に氷が伝い、とても幻想的で美しい
目をやると、さきほど私たちがいた塔はもう塔ではなく、丸い円形の広場と化していた。
その広場を中心に冷気と煙が渦巻く
日「_____卍解」
その声と共に一際大きな爆発だ。
…が、唯一違う点が二つほどある。
一つ目は、爆発の煙がすぐに収まったこと。
二つ目は…
日「大紅蓮氷輪丸」
中央に、氷の巨大な翼を広げた冬獅郎がいること
日「______藍染、俺はてめえを…殺す」
殺気に満ちた目が、向けられる
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響華 - 更新、おやめになられたんですか？ (2019年6月29日 23時) (
レス) id: 2916bffe8d (このIDを非表示/違反報告)
金盞花 - ありがとうございます!本当、ヒロネコさん達のお言葉に救われました…皆さんの期待に添えるよう、精一杯努力させて頂きますので、宜しくお願いします。 (2016年6月12日 18時) (レス) id: 48e8b6547c (このIDを非表示/違反報告)
ヒロネコ(プロフ) - 続けてくださるということで良かったです(*´∀｀*)少しでも悩み事が解決したらなと思ったので･･･。あまり無理しないで下さいね(´・ω・｀)更新楽しみにしてます(*´∀`)♪ (2016年6月12日 10時) (レス) id: 293e2e8ec4 (このIDを非表示/違反報告)
金盞花 - ありがとうございます!!早速、続篇にいかせて頂きますね! (2016年6月11日 23時) (レス) id: 48e8b6547c (このIDを非表示/違反報告)
ナキ(プロフ) - 続けるということで本当によかったです！少しでもお力になればと思ってコメントしてよかったです^^更新頑張ってください！ (2016年6月11日 11時) (レス) id: 7f625c503d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：EGOIST | 作成日時：2016年4月23日 14時
