70.刹那 ページ25
日「な…!?」
雛森はもう、十番隊にいない。
想定外の発言をされ、
思考回路が混乱するのを必死に抑える
吉「日番谷隊長、雛森くんの眠ってる部屋に結界張りましたよね。
外からの攻撃を反射する高等結界『鏡門』。
だから安心して雛森くんを置いてきた」
知る筈の無い事実を知る吉良に、背中にツゥ…と冷たい汗が伝う感覚。
吉「でもあの結界、内側からだと案外簡単に破れるんですよ。
雛森くんは鬼道の達人。
結界を破るのなんてわけないし、自分の周りに結界を張って、霊圧を完全に消して移動するのだってわけない。
…きずいてなかったんですか?
雛森くんずっと、隊長たちの後ろをついて来ていましたよ」
たった今告げられた真実。
一瞬で、掻いていた汗が止んだ
日「松本!!任せて良いか!」
松「どうぞ!」
間髪入れずに答えられた返事を聞くまでもなく、
刹那_____二つの影が交差した
.
どうしてきずかなかった…!
雛森は俺が藍染殺しの犯人と思い込んだままなんだ!
俺が動けば追ってくるのは当たり前じゃねえか!
そんなに早く動けるようにはならないと思っていた。
甘かった。
藍染の為なら例え動けなくても追ってくる。
そういう奴なんだ雛森は…
わかっていた筈だ俺は…それなのに_____…
あそこにはAを置いて来たから、
まだ少しは安心できる。
もしも、市丸のヤロウが何かしでかそうとしても、
Aが止めてくれるだろう
だが、その際にAが怪我をしない理由なんてどこにもねぇ…
それにあいつはきっと、
何があっても他人には頼らない。
それこそ、自分が命の危機に晒されそうになったとしても_____…
思えばあいつはいつだって、一人で抱え込んでた。
一人で抱え込んで、行き先も告げずに勝手にどこかへ行っちまう…
今回も、そんな気がした
日「雛森…!!A…!!!」
聞こえないと知りながらも、その名を叫ぶ
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響華 - 更新、おやめになられたんですか？ (2019年6月29日 23時) (
レス) id: 2916bffe8d (このIDを非表示/違反報告)
金盞花 - ありがとうございます!本当、ヒロネコさん達のお言葉に救われました…皆さんの期待に添えるよう、精一杯努力させて頂きますので、宜しくお願いします。 (2016年6月12日 18時) (レス) id: 48e8b6547c (このIDを非表示/違反報告)
ヒロネコ(プロフ) - 続けてくださるということで良かったです(*´∀｀*)少しでも悩み事が解決したらなと思ったので･･･。あまり無理しないで下さいね(´・ω・｀)更新楽しみにしてます(*´∀`)♪ (2016年6月12日 10時) (レス) id: 293e2e8ec4 (このIDを非表示/違反報告)
金盞花 - ありがとうございます!!早速、続篇にいかせて頂きますね! (2016年6月11日 23時) (レス) id: 48e8b6547c (このIDを非表示/違反報告)
ナキ(プロフ) - 続けるということで本当によかったです！少しでもお力になればと思ってコメントしてよかったです^^更新頑張ってください！ (2016年6月11日 11時) (レス) id: 7f625c503d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：EGOIST | 作成日時：2016年4月23日 14時
