【怪盗レッド】ある本丸の話【刀剣乱舞】

離れに向かおう ページ9

二人は、初心者でも安心！〜ドキドキ☆ブラック本丸攻略マニュアル〜

略して攻略マニュアルに従い、
結界を張って本丸内に入った。



「とりあえず、誰にも気づかれていないようですね。」

と響こと、白(しろ)がつぶやくと、



「そうだな、次にやるべきことは…」


恭也こと、幻(げん)がマニュアルを開き、確認する。






「どうやら離れを探すのが良いみたいだ。」


「このマニュアル、
タイトルはだいぶ気が抜けますが、内容はしっかりしていて良かったです。」


「この本丸の構造でしたら把握しておりますのでご安心を！こちらです。」



などと話しながら〜無論小声だが〜離れに向かう二人と一匹。





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同時刻、本丸大広間





「ふむ、姿は見えないが何者かがいる気がする…と？」




「はい、ぼくたちのように、“神気”がつよいかたなや、かんがするどいものはなんとなくわかっているみたいです。」


ひときわ幼い声がそう言うと、



「術か何かで隠しているのかもしれませぬな…」


白く美しい髪を持つ男や



「ひとまずは様子見だね…
何者かもわからないんだろう？」


薄緑の狩衣を着た温和そうな男



「何もしないのならばそれも良し。
だが、我らに危害を加えるならば容赦はしない。
俺たちは…この本丸の刀は、まだ折れるわけにはいかぬのだから。」





青の狩衣をまとった美しい男がそう締めくくると、周りにいた人影が静かにうなずいた。






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２．本丸内に入ったら、
周りに注意しながら離れを探しましょう。
しばらくは離れを拠点にすることになります。余裕があれば本丸内の構造を軽くでよいので覚えておきましょう。
また、離れの場所についてはこんのすけに尋ねるか、巻末××ページの参考地図を確認してください。
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審神者名 センスないとか 言わないで by作者


響は苗字とイメージカラーから、
恭也はファンタジスタのイメージから
取りました。



じわじわと伏線を張り始めました。回収忘れがないようにしなければ…


(評価やコメントありがとうございます)

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