(( マンションの住人 ))

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( ** 臣 side )







あーもー、
休みまじ欲しい。




彼女とか作ってさ
冬の海行ったり、家でのんびりしたい。

あー、カラオケにも行きてぇー。




彼女、長い間いないからさ
そんな妄想しかしなくなってんじゃん。←











あ、客来た。
だるっ。




臣「いらっしゃいませー。」



え、えぇー！！！









俺のタイプに近い子いる…。




さっきまでのダルさ
一気に吹き飛んだー！←





しかも
服選びでなんか悩んでる。




こーゆー時は
アパレルで働いてる俺の出番じゃね？





服探してるんだって、


俺が着て欲しい服勧めよっ←






鏡の前で服を当ててるんだけど、

めっちゃ似合ってるし、ほんと可愛い。















んー、会話結構してるけどさ、

名前分かんなかったら

話しにきーな。



臣「話しにくいから
　 名前教えてくんない？」






名前は名前ちゃんらしい♪

名前知れてラッキー！










なんだ、このウキウキにドキドキ。

タイプに近い子だからだよね！




一瞬、好きになったかと
思ったじゃん！


まさかね、
18歳の子を好きに…

なんてね、あり得ねぇことだろ。









あー、でも連絡先も知りたいけど
さすがに名前ちゃん、びびるよねー。







一旦名前ちゃんから離れて

棚に並んでる服をたたみ直した。





そのときも
名前ちゃんのこと考えてた。






彼氏いるのかな、
いるよね…


大学ってここの近くかな、
また会いてーよ、









「臣くーん！」


「はい、はーい！」





あ、そうだった。

俺、名前ちゃんに臣くんって
呼ばれてるんだった。




それにしても、
少し離れてたから大きめの声で

臣くんって呼ばれた♪




嬉しすぎるだろー！










臣「100円です。」

「ふぇ？」





なんだ、ふぇ？って←



可愛い！
出会ったときよりも
なんか気になってる。




あー、
もう会えねぇーかもしんねぇーな。




思いきって、

臣「アドレス教えてくんない？」




一期一会だよ、出会いは←

でも聞いちまったよ…←





断られるかと思ったけど

断られなかった♪



家かえったら即メールしよー♪←

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