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*13話 ページ15

【ケントside】

「じゃあ、いくよ・・・」


声と共に足を開かれ晒される自分

初めてじゃないにしても恥ずかしい

「恥ずかしいからはやくっ・・・」

「わかったから(笑)」


なんだか余裕そうなのが悔しい


風磨自身が後ろにあてがわれる

そのままメリメリと挿いってきた

「んっ!・・・ッ・・・」


「力抜いて・・・」


先が入ったところでいったん止められた

「っどうし、たの?」


痛くはないけど・・・?

「焦りすぎ(笑)、勢いよく入れたら切れるから」

だからキスしよっ、て


返事をする前に塞がれた


厭らしい水音が耳朶を打つ

キスをしたままユルユルと腰を動かし始めた


「・・・んっ、ふっ、風磨・・・」

キスでも溶けそうなのに身体の奥がこすられてビリビリとした快感が巡る

だんだんとすべりが良くなってきてベッドが規則的に軋む


「ぁっ、風磨ッ、はやいよっ・・・!」

このままイクのはなんか嫌で止めたのに

「でも気持ちいいんだろ?」

オスの顔をした風磨は止められない


腰の下にクッションを挟まれ高く上げられた

膝立ちで入れられるとズルりと受け入れる後ろ


「うっ、うアァっ!」

そのまま勢いよく最奥を突かれて頭の中が真っ白になった

なすすべもなく悲鳴のような声を上げて俺はイった

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【風磨side】

「もうっ!ふまたんガッつきすぎ!」

姫が拗ねてます

あれからすぐの今

一旦抜いて俺の掛布団が一部膨らんでいます


「中島〜、おーい」

変化なし


「ごめん、久しぶり過ぎて止まれなかった」

あやすように言えば、布団に頭がはえた

「そうじゃなくて・・・(照)///」

なんかもじもじしている

数秒黙ってボソッと呟いた

「俺だけが気持ち良くなってて、なんかヤだった・・・」

「・・・。」


ま、まさか、拗ねてた理由ってソレ!?

なんと...


可愛すぎんだろ・・・///


「・・・じゃあ、イったのがイヤだったんじゃなくて」

「風磨のことも気持ち良くしたかった・・・」


耳を真っ赤にしてウルウルの瞳で言う最年長


これからずっと見れると思うとどうしても顔が緩む


「ちょっと!なんで笑ってんの〜?大真面目なのに・・・」


また布団に埋もれる健人



頭だと思う場所を撫でると

「・・・いいもん・・・」


くぐもった声が聴こえた



おまけzone


「そういえばあの羽根は?」

「あれ?、無い!」


いつの間にか消えていました(笑)

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笙緒(プロフ) - れもんてぃーさん» 人生初のコメント、ありがとうございます!本当に衝動的に書き始めたものですが頑張らせていただきます! (2018年12月12日 23時) (レス) id: e66222057e (このIDを非表示/違反報告)
れもんてぃー - 面白かったです!更新お待ちしています! (2018年12月12日 22時) (レス) id: cb8a59094f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笙緒 | 作成日時:2018年12月12日 6時

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