＊12話 ページ14
【ケントside】
風磨がめちゃめちゃ慎重だ
「痛くない・・・？」
「大丈夫・・・」
俺の反応を見ながら暫く続けて、慎重に事を進める
「だいぶ解れてきたよ。わかる？」
俺を見ながら動かす指には優しさを込めて
「大丈夫だからそんなに心配しなくていいよ？初めてじゃないんだから(笑)」
「そーだけどね」
やっぱり心配なの、といいながら続ける風磨の耳は真っ赤(笑)
「もう少し入れるね・・・」
グッと入る指は男らしくゴツゴツしてて
「ぅ・・・」
おもわず声が出た
「ごめん、痛かった？」
「大丈夫だから続けて」
久しぶり過ぎて驚いたんだ
「辛かったら無理すんなよ・・・」
甘くSexyな声で耳元で囁かれたらさ
「っふ・・・」
気持ち良いに決まってんじゃん
「ぁ、あ・・・」
早くきてと急かしてしまいそうになる
恐る恐る奥を押し広げた所からじんわりと熱くなる
「もう少し、奥までいい？」
「いい、よ」
奥の方をまさぐっていた風磨の指が何かに触れてビリッと電流みたいなのが走った
「っ、あ、」
脳がどんどん痺れていく
「ごめん痛かった！？」
俺の反応に驚いたのか焦る風磨
「っ、辛そう、な」
「顔に、見える？」
心配性の風磨に伝える
「今、かすめ、たのは前立腺っ」
「だからっ」
気持ち良くて、堪らないんだと
「っ健人・・・」
俺に言われて熱を持った瞳
「だからっ、遠慮しないで・・・」
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【風磨side】
そんなことをそんな恰好で言われたら
すぐにもガッついてしまいそうだから
「分かった、もう少しまって・・・」
健人のためだから
「もう少し解しておきたいから、我慢して」
俺も我慢しなきゃ
ググっと深く差し込むと、シーツを握る手にも力が入る
壁をこするように動かせば、閉じた瞼がピクリと震えた
「どう・・・？結構、柔らかくなったんじゃない？」
「う、ん」
食いしばる口元から吐息交じりに答える健人は見たことない程妖艶で
もう我慢の限界
指を勢い良く抜き取る
「あぅ・・・」
少しイジワルしただけでこんなにもエロい声を出す
うつ伏せだったのを仰向けに寝かせて
「そろそろ・・・いい？」
念のための確認
「今さら何(笑)・・・ここまでやって放置？」
ちょっと微笑んで
「早く来いよ、風磨」
微笑んで手を伸ばす
健人には
多分、一生かなわない
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笙緒(プロフ) - れもんてぃーさん» 人生初のコメント、ありがとうございます！本当に衝動的に書き始めたものですが頑張らせていただきます！ (2018年12月12日 23時) (
レス) id: e66222057e (このIDを非表示/違反報告)
れもんてぃー - 面白かったです！更新お待ちしています！ (2018年12月12日 22時) (レス) id: cb8a59094f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笙緒 | 作成日時：2018年12月12日 6時
