40.涙 - 北山side ページ40
ある病室の前で止まった。
そこは隔離病棟の一番奥の部屋。
ICカードをかざさないと入れないところに
Aはいた。
俺達は中に入らず、外の窓から見ることにして
ジャニーさんだけが中に入った。
中からは俺達が見えないようだった。
ｼﾞｬﾆｰ「A」
「ジャニーさん…」
ｼﾞｬﾆｰ「また自分を傷つけて…」
ジャニーさんはAの左腕を
包帯の上から撫でた。
「…私って誰かに必要とされてるのかな」
ｼﾞｬﾆｰ「必要としてるさ」
「…私は、グループのために何も出来ないの。メンバーの女遊びも、ケンカも、止められないの。みんなのために…何も出来ないの…っ」
Aは静かに涙を流した。
ｼﾞｬﾆｰ「そんなことない。Aは十分、メンバーのことを思ってる」
「思ってるだけじゃ意味ないの…止めてあげたい、後から苦しんで欲しくない。どんな言葉を言われてもいい。みんなが…救われるなら…北山くんに…藤ヶ谷くんや二階堂くんに…自分を見つめ直して欲しいの…みんな素敵なものを持ってるから…素敵な輝きを持ってるから…私なんかと違ってみんなは綺麗だから…」
俺達は初めてAの涙を見た。
その日以降俺達はAを泣かせないと決めた。
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ちみゅ(プロフ) - 玉森love！！さん» ご指摘ありがとうございます。 (2016年9月9日 21時) (
レス) id: ae30bb35e8 (このIDを非表示/違反報告)
玉森love！！(プロフ) - きっと言葉では伝えきれないほどの夢を君に届けようじゃなくてきっと言葉では伝えきれないほどの愛を君に届けようです！ (2016年8月29日 3時) (レス) id: b005fce503 (このIDを非表示/違反報告)
玉森love！！(プロフ) - 最後の歌詞間違ってます！ (2016年8月29日 3時) (レス) id: b005fce503 (このIDを非表示/違反報告)
玉森love！！(プロフ) - あの、1ついいですか？ (2016年8月29日 3時) (レス) id: b005fce503 (このIDを非表示/違反報告)
キスあら?(プロフ) - ちみゅさん» ありがとうございます！ (2016年8月18日 12時) (レス) id: 100e531322 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちみゅ
| 作成日時：2016年6月25日 10時
