☆Re: -1-

39.本当のこと - 北山side ページ39

ｼﾞｬﾆｰ「翔麻もAもさぞかし辛かっただろう…」


ジャニーさんは涙を流した。


ｼﾞｬﾆｰ「Aはな…ネグレクトを受けていたんだよ」


太輔「ネグレクト…」


高嗣「あいつが…」


そんなふうには見えなかった。


ｼﾞｬﾆｰ「何があっても笑ってるのは、笑っていれば何もされない。そう知っていたからさ」


ジャニーさんから聞いた話は想像を超えていた。


小学生になってからAは


ネグレクトを受けるようになった。


そんな時Aを引き取った。


Aは、今の俺達と自分の家族を


重ね合わせてるんだって。


ｼﾞｬﾆｰ「認めてもらいたいんだ。自分の存在意義を知りたがってるんだ」


そんな時秘書さんがやってきた。


秘書「社長！Aが！」


ｼﾞｬﾆｰ「…またやったか？」


秘書「はい…看護師さんが見つけて手当をしたそうです」


ｼﾞｬﾆｰ「…酷なことを言うつもりはないのだが、君たちには真実を知って欲しい」


そういってジャニーさんが俺達を連れてきたのは


病院だった。

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