33.真実 ページ33
「海陽のパパは遠くにいる…いつだってテレビの向こう側。でもコンサートの日だけは…海陽を生で会わせることができる。その話をしたら、ジャニーさんも協力してくれた」
いつしか海陽はみっくんがパパだと
気づいていた。
それはきっと私の写真を見たから。
私の携帯にはみっくんとの
ツーショットがたくさん残っているから。
「海陽のパパ…知りたい?」
宏光「…知りたいよ。誰?…藤ヶ谷とか…?」
この人はほんと、こういう時は
バカなんだから。
「太ちゃんとの子なら、きっともっと女子力高く生まれてきてるよ」
それにあの頃太ちゃんには彼女がいたでしょ。
宏光「じゃあ…横尾さん…?」
「ハァ…ふふっ、相変わらず、自分のことになると鈍いのね」
私は花火をしている海陽を見つめながら言った。
「あんなに元気で、なんでも1人でやろうとして、冒険大好きで、お肉も大好きで…あんなに可愛くて…私の宝物で…っ…そんなの、みっくんがパパに決まってるじゃん…っ」
この4年間、私は海陽をみっくんと重ねながら
たくさん愛情を注いだ。
みっくんが私を愛してくれたように
私も海陽を愛した。
499人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「北山宏光」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちみゅ(プロフ) - 玉森love!!さん» ご指摘ありがとうございます。 (2016年9月9日 21時) (レス) id: ae30bb35e8 (このIDを非表示/違反報告)
玉森love!!(プロフ) - きっと言葉では伝えきれないほどの夢を君に届けようじゃなくてきっと言葉では伝えきれないほどの愛を君に届けようです! (2016年8月29日 3時) (レス) id: b005fce503 (このIDを非表示/違反報告)
玉森love!!(プロフ) - 最後の歌詞間違ってます! (2016年8月29日 3時) (レス) id: b005fce503 (このIDを非表示/違反報告)
玉森love!!(プロフ) - あの、1ついいですか? (2016年8月29日 3時) (レス) id: b005fce503 (このIDを非表示/違反報告)
キスあら?(プロフ) - ちみゅさん» ありがとうございます! (2016年8月18日 12時) (レス) id: 100e531322 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちみゅ | 作成日時:2016年6月25日 10時