夢、覚める。 ページ10
「ーーの……」
「ーーぇ、ね……ちょっと……」
「あのー!ちょっと!?」
「え……あ、」
「ゲンキデスカーーーー!」
「……あっはい……」
「元気があれば〜?」
「な、ナンデモ……?」
「……」
「えっ」
「……俺、いくら元気でもできないことはあると思う。そういう熱血論って人の心に寄り添えきれてないんじゃないかな」
「急に真顔になるな」
「いっつもだけど、ヒョンマジで朝弱いね。俺のじいちゃんは毎朝四時には起きるのに」
「ヒョンはおじいちゃんじゃなくておじさん……」
「リビングへいざ参らん〜」
「いや起こしてくれなくていいよ……いやほんとに……介護っぽくなってるから……」
「あ、おはようございますAヒョン。……介護?」
「だよな。テテ、そろそろ離して。手引かないで。椅子引かないで」
「ヒョンゆっくりだよ〜ゆっくり腰下ろしてね〜」
「テヒョニヒョン手慣れてますね」
「ね。……ヒョン、なんで言うとおりにしちゃうかな〜……」
「あっAヒョン、出発二時間後ですよ。服どうします?」
「お任せしますナムスタイリスト」
「レッスンあるから練習着も忘れないでくださいよ〜。確か今日通しで撮るんだったっけ」
「……お任せしますナムスタイリスト」
「それさえも?」
「ざっすヒョン」
「おはよう。俺ユンギよりも遅かったか〜」
「完徹したんで」
「いや反省しなよ……。ヒョン、ソース取って」
「ん。なぁジニ、今日練習あるんだって」
「僕それ一時間前に聞いたよ。ヒョンよりも早く絶望味わった」
「撮るっていうのも?」
「えっなにそれは聞いてない。おいホソガー!ジニヒョンまだ無理っぽいからねー!?」
「あーホソガ。シュガヒョンもヤバイからなー」
「ホソガ、Aヒョン忘れてないよなー?」
「さ、三人……!?じょっ、ジョングキ〜!」
「ジミニ」
「やーJK!呼び捨て!」
「爆弾リレー懐かしいな〜。あ、ボール買ってこよっかな?」
「……ホソガ」
「大丈夫だよナムジュナ。俺がお前のこと忘れられるわけないだろ」
「複雑」
「なぁテヒョナ。ボール一緒に買いに行かない?仕事終わりにでも」
「デート!?」
「え?あぁうん。デートデート」
「やったー!Aヒョンとデート!」
「……いや、百均とかだと思うけど……」
「ヒョン!」
「ん?」
「大好きです!」
「!? ……あはっ」
「ヒョンもみんなのことが大好きです」
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mask(プロフ) - いいえ、こちらこそすみませんでした。ご丁寧な返事ありがとうございました。次の更新を楽しみにしてます! (2018年5月31日 22時) (レス) id: b5f8d2284e (このIDを非表示/違反報告)
しゃおとぅん(プロフ) - maskさん» それでも分かりづらい時はお手数おかけしますがもう一度コメントしていただけると嬉しいです。そこでまた考えようと思います。ご要望に沿えず申し訳ありません。 (2018年5月27日 10時) (レス) id: fd1bf708ad (このIDを非表示/違反報告)
しゃおとぅん(プロフ) - maskさん» コメント、応援ありがとうございます!名前表記の件ですが、今のところはまだ要検討ということでお願いします。これから日常パートでメンバー同士の会話も増やしていこうと考えていて、なるべく描写や口調で見分けられるようしていくつもりです。 (2018年5月27日 10時) (レス) id: fd1bf708ad (このIDを非表示/違反報告)
mask(プロフ) - 誰がどのセリフを言ってるのかあまりわからなかったので、「」の前に喋っている名前を付けていただけると嬉しいです…!それとは別に、自分が何者かいまいち謎なまま進んでいく物語というのが新鮮で、すごく面白いです!頑張って下さい! (2018年5月26日 18時) (レス) id: b5f8d2284e (このIDを非表示/違反報告)
しゃおとぅん(プロフ) - ツバキさん» コメント、アドバイスありがとうございます!次の更新で取り入れようと思います! (2018年5月4日 12時) (レス) id: fd1bf708ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃおとぅん | 作成日時:2018年4月22日 6時