ナンバカ夢小説!!〜私の大切な想い出〜

第十四話 １３舎恒例鬼ごっこ【仁志編】5 ページ43

一向、こっそり見ている１１番と６９番は…

69番「なーんか中途半端すぎて後味悪いな。結局俺達仁志が弟じゃないって疑ったままさようならってことになるんだろ？」

11番「でも今出ていくわけにはいかねぇだろ」

69番「つーか弟じゃねえ限りあそこまで言わねーよなぁ何だかんだで悪いことしちまったかな？」

すると、仁志はピタッと足を止め、こちらをなんとも可愛らしい笑みで振り返った。

「「！！」」

その笑顔に驚いてしまった。

11番「俺さ、あいつが『弟』っていうことより『男』ってことを疑うことにするわ」

69番「あぁ、俺もそうする」

すると、俺たちは後ろにハジメがいることに気付かず、頭から煙が出るくらい強い拳骨で殴られた。

ハジメ「手間ぁかけさせやがって…」

「「すいませんでした」」



その頃大和と１５番は…

25番「おかえり〜」

大和「やっと帰ってこれたぞ！」

15番「おい星太郎、無駄かもしれねえがこいつに今度からカーナビ持たせとけ」

星太郎「？」

はっはっはと笑う大和とは反対にぜーぜーぜーと荒い呼吸をして疲れはてる１５番だった。

そして、次の日、仁志の配属場所となった場所の主任、犬士郎は仁志の配属を聞かされていなかったのだった…




To be Continued

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