ナンバカ夢小説!!〜私の大切な想い出〜

短編集７ 花言葉２ ページ33

『２５番にあう花言葉は…金鳳花(きんぽうげ)ですね。どうぞ！』

２５番「きんぽうげ？どういう花言葉？」

『金鳳花は中傷というちょっと悪い言葉でもあるけど、子供らしさという意味もあるんです』

２５番「わーい(*^▽^*)ありがとう！」

１１番「俺にもくれ！」

『１１番は…紅うちわですね』

１１番「花言葉は？」

『恋にもだえる心』

１１番「しねぇぇぇぇぇぇぇぇ！！」

『⊂(･∀･⊂*)やーん、暴力ハンターイ』

そして私は看守室から出て、１１番が疲れるまで逃げ回り、最終的には看守室に戻った。

ハジメ「速かったな」

『運動には自信がありますから！あっ、１５番と６９番にも渡しますね！』

「「(嫌な予感しかしない…)」」

１５番「俺はいいよ」

６９番「俺も」

『いいからいいから！』

「「(よくねぇ！！)」」

『１５番は…はい。翁草(おきなぐさ)です』

１５番『竹取の翁みたいな名前だな』

『でも、花言葉は『何も求めない』ですよ』

１５番「！」

ビックリしてる。生活感で分かるだよねそういうの。

『じゃ！最後に６９番は…立葵(たちあおい)です。花言葉は豊かな実りです！６９番はよく食べて運動神経も申し分なしですからね』

６９番「お、おうサンキュー…」

あれ？誰かに渡していないような…まぁいっか！
私はみんなに花を配り終え、あまった花は看守室に飾った。



短編集７END

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