ナンバカ夢小説!!〜私の大切な想い出〜

短編集５ 夏だ！海だ！鬼ごっこだ！？ ページ28

じりじりとした暑い夏、照りつけるような太陽私たち13舎は南波刑務所の海辺で海水浴をすることになったのだった。

ワイワイ ワイワイ

『…』

ワイワイ ワイワイ

『…』

１１番「何か喋れよ！！話始まって早々無言はねぇだろ！？」

『えぇ、だって暑いとしゃべる気が失せちゃうから…』

２５番「真犬ちゃん、真犬ちゃんは何で水着着ないの？」

『なんでって、…ん〜特には』

２５番「じゃぁ着てよ！僕真犬ちゃんの水着姿見たい！」

『(どうしよう…左腕だけは見せたくない…まぁいいや。その部分だけ隠せばいっか。)わかった。』

そして私は念のために持ってきておいた水着を着に13舎へもどった。

数分後

１１番「何かあいつ着替えんの遅くねぇか？」

２５番「うん…どうしたんだろう」

『あの、着替えてきたのですが』

「「「「！！」」」」

『なんで皆集まる！？(13房の囚人のみ)』

四人だけの視線なのにとても恥ずかしく感じた。…だが、

１１番「お前、胸小さいな」

『っな！！』

こいつ…！私のコンプレックスを…！！

２５番「かわいいよ！真犬ちゃん！」

１１番「お前さ…なんで左腕を包帯で隠してんだ？」

『教えてどうなんの？』

１１番「くっ、おいお前らあいつの包帯ほどくの手伝ってくれ！」

１５番「めんどい」

よく言った！！

６９番「俺、白が飯作ってくれるって言うからまってるわ」

よし、これで、

１１番「しゃあねぇな、俺ひとりでやっか」

やっぱり気になるから追いかけるのね…そう簡単には諦めないか…

１１番「隙あり！！」

『！』

私は間一髪で左腕を下げ、包帯を取られずにすんだ。

１１番「ちっ、すかしたか…」

『あぶないな…たく』

そして、私はまた攻撃されないように、逃げることにしたのだった。


To be Continued

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