検索窓
今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:47,424 hit

短編集その1 ふたりの言い合いを止められるのはハジメだけ ページ24

犬士郎side

私はハジメの代わりに主任を勤めたとき、ふと、妹真犬にある疑問を抱いた。何故かと言うと、最近、寝坊をしたり、忘れ物をしたりする事が多くなったからだ。それにあの猿が主任としてやって来たときなんて少々頬を赤く染めていた。おのれ猿め…許さん!ハジメのように真犬を落とすとは…!!気づくと、私は壁を叩いており、叩いた部分だけ凹み、ヒビが入っていた。

犬士郎「取り敢えず、真犬を…」

『別にいいじゃない!』

突然真犬の声が廊下に響く。覗いてみると猿と何か言い合いをしていた。

『絶対絶対ぜーったいに食べても私は太らない!』

猿門「そうか?そんなに昼食食ってりゃぁ絶対太ると思うけどな。」

『これでも私の体重は42kgなんですぅ!!』

猿門「ふーん( ・−・)」

『その疑惑の目はナンなんですかあんたは!?』

なんだ?太っているかいないかで言い合っているのか?

犬士郎「貴様ら何を言い争っているのだ?」

猿門「ちっ、犬が来ちまったか。((ボソッ」

『兄者!!聞いてくださいよ!この人私のことまるで太っていると言っているかのように…「言ってねぇ。」むぅ!(=`ェ´=)言ってましたぁ!』

犬士郎「下らんこといってないで速く仕事に戻れ猿。」

猿門「何で俺だけなんだよ!?だったらこいつもだろ!」

犬士郎「…無理だ。」

猿門「何でだよ!?」

犬士郎「…言ってやりたくても己に負けてしまうのだ…」

猿門「だったら俺がこいつのことを…『ぇええ!?やだぁ!』何でだよっ!『うやぁ!!』」

犬士郎「(もう駄目だ戻ろう)」

そう思った犬士郎は四舎に戻ったのであった。それでも言い合いは続き、最終的にはハジメにふたりでそろって説教されたそうな。


短編集1END

短編集2 リア充とは言われる覚えはないっ!!→←あとがき



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
設定タグ:ナンバカ , 夢小説 , 男装
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

3K猫 - すいません質問なんですが「真犬」って読み方ってなんですか教えてください<(_ _)> (2016年10月20日 22時) (レス) id: ec1ab75832 (このIDを非表示/違反報告)
ごちい(プロフ) - ぽにぽに@ヒトモシさん» 申し訳ないです!小説の説明に載せました! (2015年3月29日 16時) (レス) id: f53b56117e (このIDを非表示/違反報告)
ぽにぽに@ヒトモシ(プロフ) - すいません!フォレストで検索してもでてこないので、よければフォレストでの小説URLを教えてくれませんか? (2015年3月24日 20時) (レス) id: dc7aceaf1c (このIDを非表示/違反報告)
ごちい(プロフ) - 星羅さん» 返事遅れてすみません ウノですね!頑張ってみます!これからもよろしくお願いしますね! (2014年10月23日 23時) (レス) id: d2d8371613 (このIDを非表示/違反報告)
星羅 - とっても面白いです!出来ればなんですが、囚人番号2番を猿門のライバルにして欲しいです!更新頑張って下さい! (2014年8月30日 19時) (レス) id: 810aef757d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ごちい | 作成日時:2014年7月9日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。