第九話 猿門の怒りの一日 ページ17
さて、今日でハジメ先輩がいないのもこれで最後です!よしっ、頑張るぞ!!
13房
『皆やっぱり寝てるか…((ボソッ』
しゃがみこんで皆の顔を伺う
すると、今日の主任であろう悟空 猿門がやって来た。が、囚人たちが寝ているのを見て、いきなり棒で叩き起こそうとする。私は猿門を止めるべく、前で両手を広げて説得する。
『お、落ち着いて下さい!彼らは昨日三葉キジさんの授業を受けていたので非常に疲れているんです!!』
猿門「うるせぇ!んなこと関係あるかぁ!時間厳守だバカ野郎!!」
『ああ!っもう!!』
私は猿門をこのままでは止められないと判断し、仕方なく腰に抱きついた(?)
猿門「んなっ!てめはどきやがれ…///!!」
11番「ん?なんだ、今日は猿か…って、なに朝っぱらからイチャツイてんだムカつくな」
「『イチャツイてねぇよ…///!!/ないから…///!!』」
間
猿門「つーことで、今日一日ムカつくがこの13舎を受け持つことになった悟空 猿門だ。言っておくが、俺はハジメのようにはいかねぇからな。覚悟しとけよ。」
『お、そろそろあの人が…』
猿門「ん?」
「「「き…来た…!!」」」
囚人たちが恐怖にまみれた顔つきになる。
猿門「はぁ?おまえらどうし…」
猿門が言い終わる前に囚人たちがどこかに隠れてしまう。
大和「おはよう諸君!!さぁ今日も私と一緒に汗を流そうじゃないか!!うむ、おかしいな確かに声が聞こえたと思ったんだが…気のせいだったのか?ならば仕方がないな。」
戻ろうとする大和先輩を私と猿門が止める。
猿門「オイオイオイ待て待て待て待て大和」
『そうです。待ってください!』
そして二人で囚人がいると思われる場所を探す。
猿門「囚人が」
『部屋からいなくなるなんて』
そして二人で一度深呼吸し、猿門は棒で床を突き、私は壁を壊れない程度に叩く。
「『あるわけねぇだろうが。/ないでしょう?』」
すると、天井から11番が落ちてきた。
大和「おぉ!こんなところにいたのか君達!さあ!私と共に身も心も鍛えようではないか!!」
11番「絶対に嫌だ!次の日筋肉痛半端ねぇもん!運動時間は遊ぶもんだぞ!」
あらら…でもそこまででもないんだけどな…
猿門「大和の奴一体どんな運動時間を過ごしてんだ…」
九十九「まったく…」
猿門「ってお前誰だ!?」
なんだか今日も大変になりそうだ。
To be Continued
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3K猫 - すいません質問なんですが「真犬」って読み方ってなんですか教えてください<(_ _)> (2016年10月20日 22時) (レス) id: ec1ab75832 (このIDを非表示/違反報告)
ごちい(プロフ) - ぽにぽに@ヒトモシさん» 申し訳ないです!小説の説明に載せました! (2015年3月29日 16時) (レス) id: f53b56117e (このIDを非表示/違反報告)
ぽにぽに@ヒトモシ(プロフ) - すいません!フォレストで検索してもでてこないので、よければフォレストでの小説URLを教えてくれませんか? (2015年3月24日 20時) (レス) id: dc7aceaf1c (このIDを非表示/違反報告)
ごちい(プロフ) - 星羅さん» 返事遅れてすみません ウノですね!頑張ってみます!これからもよろしくお願いしますね! (2014年10月23日 23時) (レス) id: d2d8371613 (このIDを非表示/違反報告)
星羅 - とっても面白いです!出来ればなんですが、囚人番号2番を猿門のライバルにして欲しいです!更新頑張って下さい! (2014年8月30日 19時) (レス) id: 810aef757d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごちい | 作成日時:2014年7月9日 20時