第五話 波瀾万丈!!新年大会編 ページ12
三鶴「イェエエェエイ!!みんなお待たせーー!いよいよ新年大会最終種目の開幕だぁ! ここまで勝ち上がってきた強豪舎房がまたまた大激突だぜぃ!」
ハジメ「あいつなんであんな死にかけてんだ?」
『さぁ。┐('〜`;)┌』
三鶴「去年同様今年も白熱する激闘楽しみにしてるよーん!!」
三鶴の司会が終わると後ろの方にいた看守長が出てきた。
看守長「よくぞここまで勝ち抜いたな。刑務官と囚人の諸君。 この最終種目、大いに盛り上がげてくれることを期待しているぞ。
己の力をぶつけ合い、勝利せよ。」
最終種目
鏡開き
看守長は三鶴のマイクを取り、説明をし始めた。
看守長「この種目は新年大会メインイベントである! この南波刑務所特製の『酒樽』をいち早く割った者が優勝だ!!なお、参加人数は看守一人、囚人一人の二人一組とする!」
どちらが勝つのだろうか…どちらが勝手も私か構わないけど。兄者は私的、いやきっと看守長のことが好きなんだと思う。でも、看守長はハジメ先輩が好き。いわゆる三角関係だな。すごい。
そんなことを考えていると、戦いが始まり、兄者とハジメ先輩が同時に駆け出した。が、兄者のムチでハジメ先輩は左腕をとられ、立ち止まる。そして、15番は634番に手こずり、おされている。すると、634番が右手から炎をふきだし、15番にあたる。だが、15番は…なんだ…?あれは…腕が刀になっているのか?
あり得ない…すると、15番は刀?を降り下ろし、634番に攻撃をする。しかも攻撃範囲が広い。危なくぶつかるところだった。
この二人を見た看守長は命令を下した。
看守長「その二人を取り押さえろ!!」
私も動くが、とんでもない熱量で近づけられなくなってしまった。
すると、キジさんと猿門が到着し、参戦し始めていた。
副看守「真犬どの、今はあの四人に任せればいい。ここは危ない。なかに戻りたまえ。」
その言葉に胸が痛んだ。私、足手まとい。きっと女ってバレたからだ。私では力不足と言うことだ。そう思うと、悔しさが込み上げてきた。
それでも仕方がない。それが世の中だ。男として入ったが、女とバレればこのありさまだ。
私は副看守の言葉に頷き、13舎の看守室へ戻った。
第五話END
第六話 奴と話すなら喫煙室へ→←第五話 波瀾万丈!!新年大会編
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3K猫 - すいません質問なんですが「真犬」って読み方ってなんですか教えてください<(_ _)> (2016年10月20日 22時) (レス) id: ec1ab75832 (このIDを非表示/違反報告)
ごちい(プロフ) - ぽにぽに@ヒトモシさん» 申し訳ないです!小説の説明に載せました! (2015年3月29日 16時) (レス) id: f53b56117e (このIDを非表示/違反報告)
ぽにぽに@ヒトモシ(プロフ) - すいません!フォレストで検索してもでてこないので、よければフォレストでの小説URLを教えてくれませんか? (2015年3月24日 20時) (レス) id: dc7aceaf1c (このIDを非表示/違反報告)
ごちい(プロフ) - 星羅さん» 返事遅れてすみません ウノですね!頑張ってみます!これからもよろしくお願いしますね! (2014年10月23日 23時) (レス) id: d2d8371613 (このIDを非表示/違反報告)
星羅 - とっても面白いです!出来ればなんですが、囚人番号2番を猿門のライバルにして欲しいです!更新頑張って下さい! (2014年8月30日 19時) (レス) id: 810aef757d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごちい | 作成日時:2014年7月9日 20時