検索窓
今日:45 hit、昨日:77 hit、合計:229,300 hit

私と幼なじみと万次郎とエマ ページ4

「へー、オマエらオフクロが違うんだ?」

「よく分からないけど、そうみたい」

私が答えると圭介が面白そうにマンジローを見る。

「外人みてぇな名前だな」

「だろ?」

「じゃあオレ、エドワードの“エド”」

「オレ、マイケルの“マイキー”」

アホなことを言い始めた二人に顔がひきつる。

「いや、誰だよ…」


それを機にどんどんふざけていく二人。

男の子って何でこんなバカなことで盛り上がれるんだ?

そう思っていると、仕舞いには追いかけっこを始めた。


「ちょっと!二人とも!!」

私が声をあげると、隣に座っていたエマがポツリと呟く。


「…本当は、分かってるんだ」

どこか虚しそうなその声にマンジローたちは足を止めた。

そして、私たちの視線は自然とエマに向かう。


「ママのキモチ。ママはウチの事、嫌いだから………だから捨てたって、分かってるんだ。でも言ったんだよ?用事が終わったら迎えに来るって」

そう言ってボロボロ泣くエマ。


私は…私が物心付いたときには、両親は既に家にいなくて顔も覚えていない。

私とマンジローはずっとお爺ちゃんと真にぃが育ててくれた。


だから捨てられたと言うエマの気持ちが分からない。



エマをどう慰めれば良いのか、私には分からなかった。

真一郎と祖父の内緒話→←私と幼なじみと万次郎



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (204 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
632人がお気に入り
設定タグ:東京リベンジャーズ , 呪術廻戦 , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

月見(プロフ) - ミルねこさん» ありがとうございます!こんな内容にしたら面白そうだな〜と思って書き始めたお話を気に入って貰えて嬉しいです(*^^*)最近は更新サボってしまっていたので、ここから少しずつまた再開していきますね! (2022年8月23日 22時) (レス) id: 3e917b4f85 (このIDを非表示/違反報告)
ミルねこ - 好きだー!!この小説が好きだと叫びたい!(もう叫んでる)このコラボ私得でしかない…!作者様ありがとうございます。続き待ってます! (2022年8月23日 14時) (レス) id: 0b8b35e0bd (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ツッコミ担当紫音さん» コメントありがとうございます!!面白いと言ってもらえて嬉しいです(*^^*)少しずつ更新していくので、よろしくお願いします! (2022年4月9日 6時) (レス) id: 3e917b4f85 (このIDを非表示/違反報告)
ツッコミ担当紫音 - 初コメ失礼します。とっても面白いです!!続きが気になります!頑張って下さい! (2022年4月9日 0時) (レス) @page19 id: 5b8ca2bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - とちこさん» 前作に続き今作も読んでいただき、ありがとうございます!また楽しんでもらえるよう頑張りますね(*^^*)これからもよろしくお願いします😌💓 (2022年4月8日 22時) (レス) id: 3e917b4f85 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月見 | 作成日時:2022年4月2日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。