東卍と悟 ページ21
「よぉ、A久しぶりだな。それ制服か？似合ってンじゃねぇか」
そう言って笑う目の前の人物。
「ねぇ、パーちん、それ褒めてる？褒めてないよね？」
あのあと急いで神社の入り口へ向かった私は、待機していた補助監督の元へ急いだ。
案の定、東卍のヤツらに絡まれてて補佐監督が警察を呼びそうだったので間に入って、事情を話して事なきを得た。
私は私でそのあと東卍の皆に捕まり、帰るに帰れなくなったので、申し訳ないから補助監督には先に帰って貰った。
キッと睨むと、ぺーやんがズイッと顔を覗き込んでくる。
「あ？パーちんが似合ってるって言ってンだから何でもいいだろ」
「良くない！」と私が叫ぶと後ろから「まぁまぁ」と宥める声が聞こえてくる。
「A落ち着けよ。オマエは何着ても似合ってるよ。けど、どうしてもイヤなら裾直してやろうか？」
「…！！隆っ！本当に！？直してくれる！？」
バッと振り向いて彼の手をギュッと握る。
「お、…おう。別に構わねぇよ」
「やったー！ありがとっ！！」
ブンブンと握った手を上下にして、そのあと嬉しさのあまり隆に抱き付く。
「うぉっ！？急に抱き付くンじゃねぇ。危ねーだろ」
「あー、ごめんごめん！つい」
少しよろけた隆に謝って体を離す。
「なぁ、そろそろ紹介してくんねぇ？」
グイッと私の肩を掴んだ悟がイラついた声でそう言ってくる。
「俺、歓迎されてないみたいなんだよねー。さっきから、めちゃくちゃ睨まれてんだけど」
言われて周りを見ると、ジロジロと皆が見知らぬ白髪のサングラス男にガンを飛ばしている。
「もーっ！だから悟も先に帰りなって言ったじゃん！！」
私はガミガミと文句を漏らす。
まぁ悟って目立つし、どっからどうみても怪しいヤツだもんねー。
警戒して当然ってところか。
「ここにいる皆は東京卍會って言うグループのメンバーだよ。で、右から隆とパーちんとぺーやん」
私が幹部の三人を紹介すると、パーちんがギロッと悟を睨み付ける。
「オマエ、先に名乗れや。あと、Aとどういう関係だコラ」
うわー、何か今にも喧嘩が始まりそう。
呪術があれば悟が負けることはないだろうけど、東卍の皆も喧嘩の強さで言えば呪力抜きなら五分五分だろう。
ここにいる皆は呪術を知らないから、穏便に済ませた方が後々身のためになりそうと判断して私が口を挟む。
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月見(プロフ) - ミルねこさん» ありがとうございます！こんな内容にしたら面白そうだな〜と思って書き始めたお話を気に入って貰えて嬉しいです(*^^*)最近は更新サボってしまっていたので、ここから少しずつまた再開していきますね！ (2022年8月23日 22時) (
レス) id: 3e917b4f85 (このIDを非表示/違反報告)
ミルねこ - 好きだー！！この小説が好きだと叫びたい！（もう叫んでる）このコラボ私得でしかない…！作者様ありがとうございます。続き待ってます！ (2022年8月23日 14時) (レス) id: 0b8b35e0bd (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ツッコミ担当紫音さん» コメントありがとうございます！！面白いと言ってもらえて嬉しいです(*^^*)少しずつ更新していくので、よろしくお願いします！ (2022年4月9日 6時) (レス) id: 3e917b4f85 (このIDを非表示/違反報告)
ツッコミ担当紫音 - 初コメ失礼します。とっても面白いです！！続きが気になります！頑張って下さい！ (2022年4月9日 0時) (レス) @page19 id: 5b8ca2bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - とちこさん» 前作に続き今作も読んでいただき、ありがとうございます！また楽しんでもらえるよう頑張りますね(*^^*)これからもよろしくお願いします😌💓 (2022年4月8日 22時) (レス) id: 3e917b4f85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見 | 作成日時：2022年4月2日 10時
