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照史くんを先頭に皆で屋上に向かっていると、数人の女の子が私たちの前に立ちふさがった。

女子1「ちょっと、Aちゃん借りてもいいですか?」
重「おん、ええで〜」
神「……。」

しげに背中を押されて女の子たちの前に出された私。
なんか…い、威圧感がすごい……。

女子「じゃあ行きましょ♪お借りしま〜す!」

すると今まで黙ってた神ちゃんが口を開いた。

神「お前ら、その子に変なことすんなよ」
女子「…!」

変なこと…?
まぁ、この呼び出しからしてなんとなーく予想はついてますよ。笑
あれでしょ?体育館裏とかに呼び出されて…ってやつでしょ?笑

女子「ほ、ほら行くよ!」
『は、はい!』

腕を引っ張られて連れていかれた場所は…
人目のつかない校舎裏。

ドンッ

『いった…』
女子「あなたと一緒にいるあの7人はファンクラブがある人達なの。あなたが一緒にいると迷惑なのよ?彼らも嫌がってるみたいだしこの際彼らと離れたらどう?」

やっぱりな…笑
そうだよね。私といても何もないし、7人はキャーキャー言われるアイドルみたいな人だもんね。
距離…置こうかな。

?「は?別に迷惑ちゃうし。そういう嘘吹き込むのやめてくれへん?」
?「そーやそーや!俺らは好きでAとおんねん!」
?「勝手に決めんといてや」

聞き覚えのある声に振り返ると

『神ちゃん!照史くん!…じゅんじゅん先生!』
中「おまっ…じゅんじゅん先生やめろや!(笑)」
桐「Aが来るの遅いから迎えに来たんやで?」
『ありがとう!照史くん!』

…あれ?神ちゃんは?
あ。女の子たちの目の前に立ってる…

神「俺、言うたよな?あいつに変なことすんなよって」
女子「…はい」
神「嘘吹き込んで離れさせようとしたんやろ?」
女子「はい…」
神「んなことしても無駄やで?俺らはAが大事なんやから」

…へ?私が大事?え?
少し混乱しながら照史くんとじゅんじゅん先生を見ると2人とも私を見て微笑んだ。
まるで「大事だよ」とでも言うように。

桐「今度またこの子になんかしてみぃ?俺らがお前らに仕返ししたるからな」
中「俺は教師やからなぁ…。なんもできんわ(笑)」

女の子たちはバツが悪そうにそそくさと姿を消した。

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

『あ。』
神桐中「「あ。」」

お昼休み終わっちゃった…。

桐「俺のお弁当がーーーーー!!!!!」
神「昼飯抜きで授業とか受けられへん…」
中「俺もや…」

私のせいだな、これ。笑

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オレンジ(プロフ) - はい! (2015年2月15日 13時) (レス) id: 538ecd4ce2 (このIDを非表示/違反報告)
嵐琴(プロフ) - もっちーボド必ず見てください!さん» ありがとうございます!これから頑張って更新していくので、よかったらまた読んでください! (2015年2月15日 13時) (レス) id: 5aa7a37cda (このIDを非表示/違反報告)
もっちーボド必ず見てください!(プロフ) - ものすごく面白かったです!特につるっぱげっていう所に笑ってしまいました!更新がんばれんれんです!! (2015年2月12日 16時) (レス) id: 3993a30867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嵐琴 | 作成日時:2015年2月12日 13時

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