東京からの転校生*J.West* (ページ4)

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１時間目の授業は数学。
まだ教科書もらってないからのんちゃんに見せてもらお。

『のんちゃんのんちゃん』
小「ん？どした？」
『教科書見せてください…』
小「あ～、まだ貰ってへんのか！ええよ((ﾆｺｯ」

おぉうっ
女子はこの微笑みにやられるのか！！
私もやられかけたぞ！！←

『ありがとう！』
小「…なぁなぁ」
『ん？』
小「Aちゃんって東京から来たんやっけ？」
『そうだよ？』
小「東京って何があるん？東京タワーとかやっぱ大きいん？」
『東京タワーより、スカイツリーの方が大きいよ！スカイツリーの近くのショッピングモールとか行くと楽しいの！』
小「ええなぁ、行ってみたいわぁ」
『そっか…遠いもんね…』
小「もし行くなら一緒に行こうや！その時は案内してな？」
『うん！！任せて！！(笑)』

のんちゃんとお話をしてるときふと視線を感じて右斜め横を見ると神ちゃんがこっちを見ていた。
ちょっと不貞腐れたような顔してる…。なんか可愛い！←
あとで聞いてみよ、なんで不貞腐れてるのか。
なんて色々考えてたら数学の時間も終わり休み時間に。
そしてやっぱりのんちゃんファンクラブの皆様がドバーっとやってきたから私は神ちゃんとしげの元へ逃げよ。笑

『かーみちゃんっ』
神「んー？なにー？」
『さっきなんで不貞腐れてたの？』
重「え？なになに？神ちゃん不貞腐れてたん？(笑)」
『うん！』
神「べっ、別に不貞腐れてなんか…」
『あれ？違った？』
神「いや…あの…うん。ちゃうで？(笑)」
『そっかー。なんかごめんね？』
神「ええでええで！別に！(笑)」

しげはさっきからなんでニヤニヤしてるんだろ…。
なんかいいことでもあったのかな？ケータイ見てるし。

神「あっ！次じゅんじゅんの授業やん！課題終わっとらん！あっく～ん、見して～」
重「あ！俺も終わっとらん！照史～見して～」
桐「お前ら２人してなんなん(笑)まぁええよ。はよ写せよ？」
神重「「ありがとう！親方！」」
桐「親方やめなさい！！」
『親方…？』
神「ほら、ポッチャリしてるやろ？そんで親方！」
『ぷっ…あだ名の付け方雑！！(笑)』
桐「ほんまそれ！あ。俺、桐山照史って言います！よろしくな？((ﾆｺｯ」
『よろしくお願いします！』
桐「Aさんって東京から来たんやろ？東京って美味しいもんたっくさんあるんやろなぁ～」

キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン

あ、チャイムなっちゃったから座んなきゃ…って座れなーい！！