東京からの転校生*J.West* (ページ3)

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中「じゃあ入ってきて～」

先生の合図で教室のドアを開けると沢山の視線が私に注がれる…
少し怖くて俯いていると、

？「「あ！！！！」」

という叫び声が聞こえ顔を上げると…

『神ちゃん！！！！しげ！！！！』
神「同じクラスやな！しげ！今朝の子やで！」
重「おぉ～！こんな偶然あるんやな！」
中「なんや、知り合いか？」
『あ、今朝会ったんです！』
中「お～そうかそうか！んまぁ、自己紹介してや」
『はい！東京から来ました。AAです！よろしくお願いします！』

緊張で最後声が震えてしまったけど、クラスの皆が拍手で迎えてくれた。
あったかいクラスだなぁ…。

中「んーと、Aさんの席は小瀧の隣やから…あそこの窓際の端っこ行ってもらってええかな？」
『は、はいっ！』

窓際の端っこ…窓際の端っこ…
えっと…隣がものすごいイケメンのこの席でよろしいですかね…
そしてすごい見られてる……。なんかついてる？？

小「Aちゃん、よろしくな？俺は小瀧望。のんちゃんって呼んでや！」
『の、のんちゃん…？よろしくお願いします…』
小「なんで敬語なん！？(笑)タメで話そうや～」
『うん…！よろしくね？((ﾆｺｯ』
小「おんっ」

隣の席の小瀧く…いやいや、のんちゃんも良い人だし上手くやっていけそうな予感！
…それにしても前の人ずっと寝てるなぁ。まぁ、窓際は太陽の光が当たって気持ちいもんね！←

お？お？
休み時間になった途端に隣の席が女の子で埋まっていく…。さすがのんちゃん！イケメンは違うなぁ…。にしても苦しい…

神「Aさん、こっちおいでや」
重「おいでおいで～」

はぁ～、神ちゃんとしげが呼んでくれたから苦しさから開放された～

神「ははっ、疲れきっとるやん(笑)」
『もうだいぶ疲れたよ～』
重「早くない？(笑)」
『なんであんな女の子たちが…のんちゃん目当て？』
神「目当てっていうか…」
重「ファンクラブやな！」
『ファンクラブ…。え！？ファンクラブ！？』
神「俺のも、しげのもあんねんで？(笑)」
重「あと、じゅんじゅんのもあるよな！」
『じゅんじゅん…？』
神「担任の中間先生や」
『あ、だからあんなに人気なんだ！』

納得！！
それにしてもこの学校すごい…