＊Hiroomi side ページ24
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将「これがAがお前たちに言えなかった秘密だ…」
全てを話終えたらしい将吉さん。
そしてAが数年間、誰にも
明かさなかった過去を聞いた俺たち
正直言って、驚きよりも辛さの方が大きかった
俺が経験したわけでもないのに
俺の過去じゃないのに
聞いていて、とても苦しくて悲しかった
でもその全ての話たちが
今のAをつくっていることが分かった
作詞家も、振付師も。
全部全部、才能だけじゃなく
A自身で切り開いた道だったんだ
将「俺、最初に聞いたよな。……巻き込まれる覚悟はできてんのかって…。」
低い声で問う将吉さん。
俺は周りを見渡した
……なんだ、皆出来てんじゃん。
直「俺も…そして皆も。今もできてるよ」
直人さんがそう言うと ふはっと
少し嬉しそうに将吉さんは吹き出して笑った
将「やっぱお前ら最高だわ。」
さっきまでの暗い表情とはうってかわり
明るく言い放った
そして、
将「さっきAの笑顔が取り戻せなかったって…………でも俺、お前らならAを救ってやれると思うんだ」
「え……、」
それってどういう……？
将「俺やHIROさんに頼れないとき……Aは真っ先にお前らに助けを求めたんだ。」
これがどういう意味かわかるか？
と将吉さんは言う
将「一度心を無くした奴に、お前ら気に入られてるんだぜ？……間違いなく、Aに信頼されてる。」
だから、どうかAの笑顔を
取り戻してやってくれ……と頭を下げられた
俺は将吉さんの言葉、行動
全てに驚いた。だからこそ、
「……絶対、またAが笑顔になれるようにします」
Aを救いたい＿＿＿今は心からそう思ってる。
健「俺も笑わしたりますっ！」
E「俺もっとAに頼ってもらえるように頑張ります!!」
己「今度こそ……救ってみせます」
俺に続いて口々に言い出すメンバー
それを聞いて、将吉さんもなんだか嬉しそうだった
「さて…、」
今、俺たちがAの為に最も出来ること…
＿＿“雑誌記者”の問題を片付けること
俺たちに 出来るのか…
いや、やるんだ。
Aのためにも、必ず。
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瑠理香 - 主人公ちゃん、こんなつらい過去があったんですね泣。 部活の遠征、頑張って下さい(/・ω・)/ (2015年5月3日 16時) (
レス) id: f8c7f97da8 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。ゆっくり待っています。 (2015年5月2日 11時) (レス) id: 83b7a84a10 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。どうなるか気になります。 (2015年5月1日 7時) (レス) id: 83b7a84a10 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 続きが気になります。 (2015年4月30日 19時) (レス) id: 83b7a84a10 (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - 続きが気になります！大変だと思いますが頑張って下さい！ (2015年4月29日 23時) (レス) id: 1ba4a0e5bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おたま
| 作成日時：2015年4月25日 20時
