＊you side ページ17
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HIROさんの家に泊まって
寝室に入っても昨日は全く眠れなかった
『っ、……はぁ、』
おまけに、嫌なことばかり思い出してしまう
『……将吉、』
今頃皆に私のこと、話してるのかな。
昨日帰ってすぐHIROさんから
LDHのみんなには話そうって言われた
EXILEさんやGENEにはHIROさんから、
三代目には将吉から話す……と聞いた。
『……皆、どう思うのかな』
だめだ、今は……眠ってしまおう
そう思って私は目をつむり
布団を頭からかぶる
真っ暗な布団の中、……そして昔の夢を見た。
＊
*
＊
それは私がEXPGの講師として
初めて仕事をする日。
お世話になるUSAさんとTETSUYAさんの元へ
挨拶をするために楽屋へ向かっていた
ｺﾝｺﾝ
「「はーい」」
『し、失礼します！きょ、から一緒にお仕事させて頂く藤井Aです！…よろしくお願いしまっ、します』
……我ながら噛み噛みの自己紹介。
あぁ、お二人とも固まってるし、恥ずかしすぎる
US「あははっ、何この子めっちゃ面白い。笑」
哲「宜しくね〜♪」
噛んだのがハマったのか、お二人は沢山話しかけて
くださって受講の時間まで楽屋に
お邪魔させていただくことになった
衣装に着替え、また話を始めようとしたとき
ｶﾞﾁｬ
「あら？……この子、」
綺麗な、大人の女性が入室してきた。
US「あ、マネ〜」
哲「こちら、今日から受講一緒にするって言われてたA。可愛いでしょー。笑」
『よ、よろしくお願いしますっ……』
哲也さんに紹介をされ
慌てて立ち上がって会釈をする
「そう、……可愛い女の子なのね。
私はEXILEのマネージャーの上原です。」
スッと手を差し伸べられたので
それに返すように私も手を伸ばした
そのときふわっと香る甘い香り。
あぁ、この匂い なんだっけ。
瞬間、握手した手に走る強い痛み
びっくりして彼女の顔を思わず見上げた
上「……よろしくね？」
ニコニコと柔らかな雰囲気の笑顔とは裏腹に
握られた手や瞳からはその感情は読めない
あぁ、この香り
ラベンダーだった
『よろ、しくお願い…します』
これが、地獄の始まりだった。
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瑠理香 - 主人公ちゃん、こんなつらい過去があったんですね泣。 部活の遠征、頑張って下さい(/・ω・)/ (2015年5月3日 16時) (
レス) id: f8c7f97da8 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。ゆっくり待っています。 (2015年5月2日 11時) (レス) id: 83b7a84a10 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。どうなるか気になります。 (2015年5月1日 7時) (レス) id: 83b7a84a10 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 続きが気になります。 (2015年4月30日 19時) (レス) id: 83b7a84a10 (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - 続きが気になります！大変だと思いますが頑張って下さい！ (2015年4月29日 23時) (レス) id: 1ba4a0e5bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おたま
| 作成日時：2015年4月25日 20時
