My treasure house 3

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岩田side




ｺﾝｺﾝ



H「どうぞ」


三「「「失礼しますっ」」」




HIROさんの部屋へ着くと いてもたっても
いられなくて急かすように皆中へ入った





部屋の中にはHIROさん、そしてATSUSHIさん、
AKIRAさんがソファーに座っていた




直「HIROさん！Aのこと、何かわかりましたか!?」



焦ったように少し声を荒らげながら言う直人さん





H「いや、……まだだ。今LDH内でそういう情報がないか探ってるけど、連絡はない。」



己「そう、……ですか。」



H「しばらくは……待機だな」







俺は鈍器で頭を殴られたみたいな気分だった







だって昨日までは ラスト1日をAとどう過ごすか、
どうやって楽しませようかなんて呑気に考えていたのに








目が覚めたら、Aがいない？








そんなことって……、






待機とHIROさんに言われ、チラッと皆を盗み見る





直人さん、直己さんは比較的冷静に見えるけど、

健二郎さん、隆二さんは何があったかまだ
理解していない……そんな顔をしている


エリーは泣きそうな顔をしている


臣さんは一人で何かを考え込むように俯いてる






この状況でこんなにも周り見れるって
俺案外図太いのかな なんて思ってる







臣「……警察に連絡とかって、」







臣さんがそう口を開いたとき





敬「失礼します！」






TAKAHIROさんがノックもせずに
慌てて部屋に入ってきた








敬「HIROさん！これがLDHの事務宛てに送られてきたそうで……！」






といってHIROさんの机に置かれたのは1枚の紙








それを見たHIROさんは驚愕の表情を浮かべ、
ATSUSHIさん、それからAKIRAさんへ見せた





2人も同じような顔をしたあと三代目に紙が回ってくる





皆が一斉に群がったから俺は背伸びしてそれを見る









その紙には 大きく流行りのヒゲ？のような
マークが右下に書かれていた







岩「……ひげ？」


健「なんやねん、ひげって」


直「いや、それよりこれ……」








その紙にはデカデカと”警察不要“と書いてあった







そしてその下には変な表がある。









隆「……意味が、わかんね…。」







まるで暗号のような、なぞなぞのような。




でも一つだけわかるのは、それを
解かなきゃAは見つからないってこと






岩「……、キーワード“treasure”…？」









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