My treasure house 3

＊94 ページ2

.




己「じゃあA、行ってくるね^^」


『はーい！行ってらっしゃいです♪』




いつものように玄関までお見送りをしに行くと
直己さんがよしよしと頭を撫でてくれた




岩「A、俺にっ俺に！」




『(笑) ……はい、岩ちゃん行ってらっしゃい♪』





岩「へへっ♪頑張ってくる！」






ﾜｼｬﾜｼｬｰって頭をぐちゃぐちゃにするように撫でたんだけど、岩ちゃんは嬉しそうに家を出た






直「いーなー……」


E「(笑) はいはい、直人さん。行きますよ〜」


直「あぁっ、A！俺も撫でt E「いってきまーす♪」」





直「エリーの馬鹿！泣」←





直人さんとエリーはいつの間にか
わちゃわちゃと騒いで出て行った



直人さん、何か言ってたけど……大丈夫かな？←






健「……A、」





少し不安そうな顔をする健ちゃん。





『健ちゃん、ほら、んっ！』






両手いっぱい、手を伸ばして
健ちゃんを呼ぶ




素直に近づく健ちゃん





『はい、ぎゅー…！』





私から、恥ずかしいけど
健ちゃんを抱きしめてみた





健ちゃんは最初驚いてぴくっと反応したものの、今は私の背中に腕を回している





『健ちゃん大丈夫だよ、』





『私は居なくならない。』






『だから安心して、今日もお仕事頑張って！』








満面の笑顔でそう伝える






健「……ほんまに居なくならへん？」



『居なくならないよ！』



健「ほんまに？」



『ほんまに！笑』




健「(笑) Aが関西弁って、なんかおもろいなぁ」






あっはっはっていつものように
大笑いする健ちゃん



でもあまりにも大笑いするから少しムッとしちゃって




『……そんなに変？』



健「いやー、変っちゅーかなんちゅーか(笑)」







違和感やな！って笑顔で言う健ちゃん。







『……』



健「こらA、拗ねんなー(笑)」



『拗ねてないし！』




健「じゅうぶん拗ねてるって(笑) あ、そろそろ出なあかんわ。直人さん達待たせてもーてるし」




『……直人さんに怒られてしまえばーか。』






健「誰が馬鹿やねん、誰が。(笑)」









そう言って私の腕から抜け出すと
チュッとオデコに軽く唇を落とす







健「ほな行ってくるな！」


『いってらっしゃい……//』


健「今度は照れてるな〜(笑)」



『う、うるさい！//』







.

＊95→←＊設定とあらすじ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す