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己「じゃあ……A、エリーのこと頼むね」



『はい!任せてください^^』




直「何かあったらちゃんと連絡するんだよ?なるべく早く帰るけど…」




『大丈夫ですよ!行ってらっしゃいです』








結局エリーは仕事をお休みすることに。


幸い今日はトレーニングだけだったらしいので
マネージャーさんに許可を取るだけで大丈夫だった







『さて……、』







ボーカル組は朝早くに出て、パフォーマー組も
今仕事に向かったのでエリーの様子を見に行くことに









コンコン







『エリー?』


E「あ、A〜…」




『お仕事ね、今日は休んでも大丈夫だって直人さんが連絡してくれたよ』





E「そっかぁ〜……」






ごめんね〜っと少し微笑みながら言うエリー
でも私には無理して笑ってるように見えた







『エリー、』



E「みんなに迷惑かけちゃって……ほんと、申し訳ないな」







布団に潜り込みながぼそっと呟く







『エリー!』



E「ん?……って、A!どうしたの?」







私はベットのすぐ側まで近づき
エリーの布団を顔の部分だけめくった









『エリー、今日は甘えてもいいんだよ?』









くしゃ、っと普段とは違う
セットされていない柔らかい髪を撫でた








突然のことに初めはポカンとしていたエリーも
今度は小さな声で”うん“っと嬉しそうに微笑んだ





さっきの無理した顔とは違う、
ちゃんと笑っていたことを確認して薬を差し出した







『じゃあ薬飲んでちょっと寝ようか。薬、のめる?』




E「……」






『エリー?』









なかなか返事をしないエリー。
もしかして錠剤のめないとか?









E「……A、飲ませて?」




『ふぇ!!?』









突然上目遣いにそんなこというもんだから
当然変な声が出ちゃうわけで。






ののののの飲ませて!?
飲ませてって今言った……!?








E「ははっ、A顔真っ赤だよ(笑)」








冗談だよ〜といたずらっ子のような
顔して頭を撫で返された







やられた……








普段こんなこと言わないエリーに
言われると冗談だとわかっても心臓に悪すぎた









その間に薬を飲み終わったエリーは
もそもそと布団にもぐった






『じゃあゆっくり寝てね。何かあったら下の部屋にいるから……』





そう言って部屋を出ようとしたら
パシッと腕を掴まれた









E「……ここに居て。」






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おたま(プロフ) - コメントありがとうございます!そして応援も本当に感謝です(T_T)♪ 続編でもどうぞよろしくお願いします! (2015年3月26日 10時) (レス) id: 64dd27ba33 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - ゆうぽむさん» 学校終わるの早かったんですね!いーなー(笑) 応援、本当にありがとうございます!続編でも頑張ります! (2015年3月26日 10時) (レス) id: 64dd27ba33 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - 美憂さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです!続編でもよろしくお願いします<(_ _)>♪ (2015年3月26日 10時) (レス) id: 64dd27ba33 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - さえさん» きゅんきゅんしてくださって嬉しいです(;д;)♪ 続編でもよろしくお願いします! (2015年3月26日 10時) (レス) id: 64dd27ba33 (このIDを非表示/違反報告)
二次元少女(プロフ) - 更新頑張ってください!まだまだこれからもシェアハウスして欲しいです!応援してますので!頑張ってくださいね! (2015年3月26日 1時) (レス) id: 80754e1159 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おたま | 作成日時:2015年2月18日 12時

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