My treasure house 2

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今日でシェアハウス生活も残り１週間となった。






だけど皆は相変わらず忙しくて
今日も朝早くからお仕事がある





なのに……







健「あれ？エリーまだ起きてへんの？」









朝ごはんを食べながら誰にとは言わず
質問する健ちゃん






確かにいつも自分で早起きしてくる
エリーがまだリビングに降りてきていない







あの健ちゃんでさえも
起きてきてるのに(←ｵｲ by健二郎)









直「確かに遅いな……あと１時間後にはマネージャー来るぞ」




己「A、悪いけど起こしに行ってもらってもいい？」







というわけで、エリーを起こしに
行くことになりました








ｺﾝｺﾝ








『エリー？起きてる？』






ドア越しに聞いてみるも返事はなくて、






まだ寝てるんだ……珍しいな







『ごめんね、入るよー…？』







中に入ると綺麗に整った部屋の隅に
膨らんでいるベットが目に入った







そっと近づいてみると
瞼を閉じて眠っているエリー








わー、やっぱり綺麗な顔してる……







と思ったのもつかの間








E「ん……けほっ……」





『エリー……？』







よく見ると額に汗をかき
目を閉じていながらも何度も咳込んでいる








これはもしかして……







『エリー、ごめん。ちょっと起きて』



E「ん……、A？」




『部屋勝手に入っちゃってごめんね。それよりこれ、測って！』





E「？ これ体温計だよ？」





『いいから、測って！』







首を傾げながら脇に体温計を挟むエリー。






起こす時に手を添えてから確信した
エリー多分……





ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ




E「あ、」







鳴り響いた電子音の後やばい、
という顔をしたエリー








『何度？』





E「……38.4℃」








エリーがどうやら風邪をひいたようです









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