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『なっ直人さん……!』




GENEの部屋を出たあとから
直人さんにお姫様抱っこをずっとされている





でもさっきから何度話しかけても、
返事はかえさないまま無言で廊下を歩く直人さん






しばらく歩くと用具室のようなところにつき
ようやくお姫様抱っこから解放された








『直人さん……、なんか、怒ってますか……?』




直「……怒ってない」






いやいやいや、
そんなにムスッとして怒ってないなんて……





私また気づかないうちに何かしちゃった?






直「……なにGENEにナンパされてんの」


『ナンパ?』







唐突にそう言った直人さん。
でも私、ナンパなんてされた覚えはないんだけど…






直「可愛いって言われてたじゃん。それに、マネージャーになってとかさ……」




『あ、……でもそれってナンパじゃ……』





直「とにかく。なんでGENEに気に入られてんのさ」





『な、直人……さん?』







ズイっと徐々に私の方へ近づく
私もそれにあわせて後ろに下がって行く





でも、気づけば後ろにはもう壁しかなくて









ドンッ








直「俺らだけのA、でしょ?」





『直人さ……ンッ!』








いわゆる、壁ドン状態で。




噛みつくようなキスをされた







何度も何度も深く啄まれ
うまく息ができなかった






すぐに苦しくなって胸を軽く叩くと
あっけなく直人さんは離れた







『ハァ…な、おとさん……』



直「嫉妬させたAが悪いからね」




『へっ?』




直「朝早くから仕事って行って家出たのに、GENEといちゃついて俺を嫉妬させたのが悪いんだからね」






”だから謝んないもんねー“と
ようやくいつもの表情に戻った直人さん






『し、嫉妬って…』




直「ん?超したよ?超嫉妬した」





そう言うとまた近づいてきて







直「なにA。……まだキス、足りないの?笑」






唇に手を当て妖艶に微笑んだ







『もっ、いいです!//』





直「そう?ざーんねん(笑)」







若干にやけながら言う直人さんの
色気にやられてさっきから心臓がうるさい








直「じゃ、三代目の楽屋に行こうか。もう仕事終わり?」



『はい、今日はもう終わりです』





直「なら行こうか。皆喜ぶぞ〜^^」







そう言うとぎゅっと私の手を繋ぎ、
2人で三代目の楽屋へ向かった









(直「A」)


(『はい?』)


(直「次嫉妬させたらまた口塞ぐからね」)




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おたま(プロフ) - コメントありがとうございます!そして応援も本当に感謝です(T_T)♪ 続編でもどうぞよろしくお願いします! (2015年3月26日 10時) (レス) id: 64dd27ba33 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - ゆうぽむさん» 学校終わるの早かったんですね!いーなー(笑) 応援、本当にありがとうございます!続編でも頑張ります! (2015年3月26日 10時) (レス) id: 64dd27ba33 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - 美憂さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです!続編でもよろしくお願いします<(_ _)>♪ (2015年3月26日 10時) (レス) id: 64dd27ba33 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - さえさん» きゅんきゅんしてくださって嬉しいです(;д;)♪ 続編でもよろしくお願いします! (2015年3月26日 10時) (レス) id: 64dd27ba33 (このIDを非表示/違反報告)
二次元少女(プロフ) - 更新頑張ってください!まだまだこれからもシェアハウスして欲しいです!応援してますので!頑張ってくださいね! (2015年3月26日 1時) (レス) id: 80754e1159 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おたま | 作成日時:2015年2月18日 12時

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