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『………メンヘラかよ。』
｢え…？｣
『あーもう…大人しく下手に出てれば言い訳ばっかり…。まあ私もグズグズ悩んで受け身ばっかだったのも悪いんだけどさ、』
｢あの…Aさん、？｣
『重い。』
態度の代わりように吃驚しているみたいだったが無視無視。何よ今更、私が本当は口悪い事なんて知ってたでしょ？
『貴方には恩があったんだけど御免なさい、仇で返させて貰いますね。愛が重すぎる男は無理なんです、だから降ろして…っよ！』
｢ちょっとちょっとAさん！あ、危ないです！｣
『じゃあ止まってよ？！どうせ貴方は逃げ切ることは出来ないでしょう』
｢私の部下が強い事は貴方も知っているでしょう？増援も着いたはずですしもう此方に追いつく事は不可能です。現に、貴方の好きな我々組幹部も3人瀕死にまで追い詰めたでしょう!?｣
私の妨害に焦りながらも運転を続け
勝ち誇ったような顔を浮かべる
『…そうね、確かに強いです。今までの組でもトップ級だと思います』
｢そうでしょう…だからこのまま逃げ切って仕舞えば此方に勝機があります。今度こそ因縁の…西を制圧する事ができます｣
青藍会は何も知らない私でも強い事は事実で、
その勢力は普通の抗争レベルなんてものじゃない
でもそれってさ、
『…アウェイだったからじゃんね、ゾムさん？』
zm｢ﾋﾋｯせーかい。まあチーノが油断し過ぎてたのもあったけどな｣
｢なっ！？おま、お前何処から…?!｣
zm｢ドーモ♡あの日ぶりやな、何処からってそりゃ…車の上に乗ってたから普通に助手席の窓からこんにちはしたんやけど？｣
走行中の車の助手席には見慣れた脅威が
ニッコリと愉しそうな顔で此方に"よっ！"と手を挙げていた
｢くっそ…！御前、｣
zm｢裏口から逃げるのなんか見越してたし俺があんな眩しいだけのにやられるわけないやん。ま、兎に角御前はもう終わりやな…っと！｣
咄嗟に懐から出した銃のトリガーを引くよりも早く、ゾムさんが一ノ瀬さんの眉間を殴り、気絶した彼の上から足を乗せブレーキを踏み車を停めた
急ブレーキで身体が乗り出しそうになったが即座に支えられた。プロかよ。
zm｢…どうA。俺、結構出来るやつやろ？偉いやろ？｣
『…偉すぎます。天才です、』
へらっと笑った顔に私も思わず微笑み返し
いつかのように頭を撫でる
助けてくれて、ありがとう
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展開が早い？作者もそう思う……
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ふ菓子ちゃん - 神……とてつもなく神作だった……完結おめでとうございます！めさんこ大好きです！これからも陰ながら応援しております (2020年11月11日 20時) (
レス) id: 73bbb4d5f8 (このIDを非表示/違反報告)
まつり - 完結おめでとうございます！極道モノとオチナシが大好きなので、神作品だと思いますほんとうに！！めちゃめちゃ大好きです！これからも応援しています！！ (2020年3月26日 16時) (レス) id: 9861bf3927 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - イノマ。さん» コメントありがとうございます！これからもまた別の作品でお会いできたら幸いです！ (2020年3月2日 23時) (レス) id: 1692a09b95 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - いぶさん» コメント頂き本当にありがとうございます。いぶさんにとって最高の小説になれたこと光栄に思います。ありがとうございました (2020年3月2日 23時) (レス) id: 1692a09b95 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - OTONEKO♪96さん» そう言って頂けて幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました！ (2020年3月2日 23時) (レス) id: 1692a09b95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：団子侍
x他1人 | 作成日時：2020年1月9日 0時
