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｢…私が殺して何になるんでしょうか。｣
os｢答えは簡単。お前は莫大な金と地位が必要やった、やから殺した。それだけや｣
ただの一度も口を挟ませず口撃をするマンちゃんに冷や汗が滴り落ちる
一ノ瀬さんも焦っているのか私を抱える手に少しだけ力が入り若干痛みに顔を歪めた
os｢散々世話になった叔父貴を殺すなんて義理と人情の世界でとんだ外道やな？｣
gr｢…まあ、この際お前がどう言い訳しても無駄やけどな。上を殺してトップに着いたお前が汚い金儲けをしてたって事実は変わらんし、証拠も出とる｣
ヒラヒラと領収書を目の前ではためかせ漸く笑顔を見せた若頭。無論その顔には無邪気な様は含まれておらず、極道宜しくの面構えで少しだけ驚いた
tn｢…まっ、そういう事なんですわ。そんな危険分子の御前等を放し飼いにする訳にもいかんからな、上のジジイ共直々に許可もろて正当に裁きに来たってわけや｣
kn｢ほら、さっきも言うてたやん。俺等悪を根絶する為に来たってな。｣
ci｢本命は俺の嫁さん返して貰いに来たんやけどな！！｣
sho｢おうコラチーノ巫山戯んな！誰がお前の嫁や！｣
ut｢せやぞ！俺のやろうが！！｣
ht｢…大ちゃん？？？？｣
人身売買だとか、トップ争いだとか真面目な話をしていたのに気を抜けば何時もみたいに言い合いを始めるからこの場に似合わずに小さく吹き出してしまった
ねぇ兄さん。…やっぱり私生きたいかも。
この人達の為に、大好きな皆の為に、生きたいって思うなぁ
gr｢…東西間の問題と言ったな？結構！天下の月島組も今日で終わりや｣
涙ぐみながら少し喧しいその声を聞いていると、
ひょこっと遠くの扉から前線にはあまり出てこない筈のロボロさん、エーミールさん、そしていつか見たぴくとさんが近づいてきた
em｢到着が遅くなってしまって申し訳ありません…｣
pkt｢はーい、外で待機してた月島組の人取り押さえ終わったんで来ました〜｣
rbr｢そういう訳やからAの事返して大人しく御縄についてもらうで？｣
終結を確信したその時、私は思い出した
肝心の一ノ瀬さんに私は抱えられていたこと。
ハッとした時にはもう遅く一ノ瀬さんは懐から取り出した小型の閃光弾を投げ裏口の方へと駆け出した
｢Aっ！｣
腹に一瞬の痛みが走った気がした
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ふ菓子ちゃん - 神……とてつもなく神作だった……完結おめでとうございます！めさんこ大好きです！これからも陰ながら応援しております (2020年11月11日 20時) (
レス) id: 73bbb4d5f8 (このIDを非表示/違反報告)
まつり - 完結おめでとうございます！極道モノとオチナシが大好きなので、神作品だと思いますほんとうに！！めちゃめちゃ大好きです！これからも応援しています！！ (2020年3月26日 16時) (レス) id: 9861bf3927 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - イノマ。さん» コメントありがとうございます！これからもまた別の作品でお会いできたら幸いです！ (2020年3月2日 23時) (レス) id: 1692a09b95 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - いぶさん» コメント頂き本当にありがとうございます。いぶさんにとって最高の小説になれたこと光栄に思います。ありがとうございました (2020年3月2日 23時) (レス) id: 1692a09b95 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - OTONEKO♪96さん» そう言って頂けて幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました！ (2020年3月2日 23時) (レス) id: 1692a09b95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：団子侍
x他1人 | 作成日時：2020年1月9日 0時
