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お待たせしましたーっと同時に運ばれてきたご飯。各々にいただきますをして食べ始める。きちんと手を合わせて目を瞑りいただきますを言う彼の姿にまた驚いた。どんどん切り離されていく頭の中のコネシマくんと、今目の前にいるコネシマくん。
百聞は一見に如かずというか、いやそれは違うか。うーん、こういう時語彙に溢れる人だとピタッと当てはまる言葉を思いつくのだろうか。兎にも角にも今まで頭の中にいたコネシマくん像は違う。これはもしかしたら、とかひょっとすると、とか。そんな仮定の話じゃなくて確定していいと思う。
｢服いつもそんなんなん？｣
ぐるぐるぐると緩やかに回転させていた思考は彼の言葉によって止められた。服。そう言われ今日の格好を改めて見てみる。シンプル・イズ・ベストだと思う私は基本白と黒しか着ない。差し色？なにそれ知らない。
｢何か変、かな？｣
｢あぁちゃうちゃう。シンプルでええなぁって。いつも一緒におる人等もっとチャカチャカしとるからさ。｣
｢あ〜……あぁ。｣
そりゃあ私は地味ですよ。なんて急に脳内でじめじめしだすけどキャラじゃないのでやめてもらいたい。ところでチャカチャカしてる、と言った彼の格好は私と少し似ていてとてもシンプル。似ていると言ったけど私なんかより何倍もオシャレ。いや、着る人がイイからオシャレに見えるのか。
｢なんか、やっぱええよな……｣
｢ん？｣
いつの間にかコネシマくんはお昼ご飯を食べ終えていて頬杖をつきながら意味深に呟くもんだから間抜けな返事が出てきてしまった。
｢Aさん。ええなって思う。｣
｢えっっ、｣
服かご飯の話かなと思っていた私は能天気だったのか。予想と違いすぎる回答。えぇ、私？それあれだよあれ、JKが周りの子供な男子達とは違う大人な男性に憧れ抱いちゃう時みたいな感じだよ。コネシマくんの周りにいるキラッキラの眩しい人達と比べると違いすぎて新鮮に感じてるのを｢ええな｣で表現しちゃってるだけ。つらつらと思い浮かんだ言葉は一切口から出てこず。
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れいん(プロフ) - 守りたい君凄く良かったです！壁がある話が好きなので、どストライクでした!!それと、続きがめっっっっちゃ気になります!!! (2018年7月1日 1時) (
レス) id: 3ac9bf0b7c (このIDを非表示/違反報告)
からわさ(プロフ) - 翠音さん» コメントありがとうございます！！甘酸っぱい感じで書きたかったのでキュンキュンして頂けて嬉しいです...！！これからもよろしくお願いします！ (2018年6月18日 23時) (レス) id: 4be6bd897c (このIDを非表示/違反報告)
からわさ(プロフ) - とももさん» コメントありがとうございます！自分でも気に入っているのでうれしいです！続きは書くかは未定ですがまた書いたら見ていただけると嬉しいです！ (2018年6月18日 23時) (レス) id: 4be6bd897c (このIDを非表示/違反報告)
翠音(プロフ) - あぁ〜、コネシマさんありがとうございます...コネシマさん大好きすぎてキュンキュンしてました... (2018年6月16日 9時) (レス) id: fe12b8e0a9 (このIDを非表示/違反報告)
ともも(プロフ) - シッマのお話が好きすぎて…続きがあるなら読んでみたいです！ (2018年6月16日 1時) (レス) id: 5c3f676089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：からわさ | 作成日時：2018年6月10日 11時
