【歌い手】Secret Love【ＸＹＺ】 (ページ14)

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雅「.........ん？今なんて....？」

『だから、もしめぐりが歌い手復活しますって言ったらどう思うって...雅「何それ！！？歌い手復活するの！！？ねぇねぇねぇねぇ！！？」落ち着いて....』

とにかく落ち着いて周りを見ろと一喝し、場所を移す。

人目にあまり付かない場所になった途端...

雅「ねぇ！！めぐり様が歌い手復活するの！！？って言うか何であんたが知ってるの！？」

『今悩んでるの。何でって、私がめぐりだから』

じゃあ仕事に取り掛かりに戻るね、と雅をおいてデスクへ戻る。

その後、雅の発狂する声が会社内に響いたのは言うまでもない。

ーーー

『よし、終了...と。雅は？』

雅「は、はい！めぐり様.....」

『止めて。いつも通りで良いから』

雅「嫌だってめぐり様.....」

『はいはい。明日にはそれ直しといてね。じゃ！』

にっこり笑って手を振ると、赤面する雅。

おい、マジでどうした...朝来た奴と同一人物だよ...？

いつもは家に直行するのだが今日は寄るところがある。

『久しぶりに来たな..........ニコニコ本社』

都内にどどんと構える大きな建物を見上げ、一呼吸する。

2年も来ていなかったせいか、緊張する。

そして意を決して本社の中へ。

内部は特に変わった点は無く、私の目的の場所まですんなり行けた。

中では話し合いが行われているのか、少しざわざわした声が外にも漏れ出ていた。

中に入ってもいいのか、身分を明かし、許可をもらってから軽く2回ノックする。

するとさっきの音は嘘のように静寂に静まった部屋になった。

誰の所為....あ、私の所為ですね。すみません。

少し反省しながら、

『失礼します』

と、声をかけ中にはいると_______________