◆22話 ページ24
「す、住んでるって…！？」
「まふまふ、このマンションの住人だけど。上の階だった気がする。」
…だった気がするって…そこはちゃんと覚えときましょうよ…。
「え、え！？嘘でしょ！？」
いや、まぁAtRが同じところに住んでるっていうのは何処かで聞いたことがあった気はするけど、それでも驚くんですけど。
「…私、After the Rainと同じところに住んでるんだ…！」
「今部屋の中だろw」
「あ…」
今更何言ってんだ的な顔で私を見る先輩。
確かにそうですね、今更でしたね。
そこから、先輩にお茶を出してもらって暫く雑談しているところでチャイムがなった。
…めちゃくちゃ連打されている。
彼はもう誰なのか検討ついているようで、「うるさいな」といいながら立ち上がり玄関先へ向かった。
果たして誰が来たのか、はじめてお邪魔している身からしたら全く予想つかないが、上がってくるのを待つことにした。
「おっじゃまっしまーす！」
ん…？
この声何処かで？
誰だっけ、この高い声…。
え、まさか？
開けられたリビングの扉の方へ振り返ると、TwitterとYouTubeでしか見たことのない、まふまふさんがいた。
本物…、本物だ…！
「こいつ、俺の後輩。」
「初めまして、涼宮Aです。」
「は、初めまして…！相川真冬です…！」
まふまふさんは緊張しているのか、少し上ずった声で名前を言った。
「あの…そらるさん、もしかして、なるさん、ですか？」
「あ、確かに、こいつなるだ。」
「ちょっと！？そういえばみたいに言わないでくださいよ！」
私がそういうと、まふまふさんは口をポカーンと開けた後、あわあわし始めた。
「あのっ、ボク！なるさんと一度喋ってみたくて！えっと、えっと…！」
やはり彼はカメラがなくても可愛いんだなと思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
飛鳥(プロフ) - 天夜梨夢@高浮上さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！期待に応えられるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2017年11月18日 19時) (
レス) id: af015dff7f (このIDを非表示/違反報告)
天夜梨夢@高浮上(プロフ) - 凄く惹かれる作品ですね！大好きになってしまいました。更新頑張ってください！応援してます！楽しみに待ってます！ (2017年11月13日 2時) (レス) id: a489068a93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
