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11枚目 ページ12

〜そらるside〜

「でさ、数学の先生がいてね!」

「2年の数学の先生って……あの野球部の顧問の方でしたよね?」

「そう!」


まふまふとの会話に花を咲かせる彼女。

2人の会話に耳を傾けながら頭上の花を眺める。


「ふふふっ、1年生の先生も面白い人が多いんだね」


コロコロと笑う彼女。

声は常に透き通っていて、聴いていて心地が良い。

キミの声を聞いて俺は救われた。

俺の大好きなキミの声で満たされていく。


「そらる?」

「………え?」


キミに名前を呼ばれただけでトクン、と心臓が高鳴る音がする。


「お弁当食べましょうって言ったんですよ。どうします?」

「食べる」

「返事が早いwお口に合うか分からないけど許してね」


お弁当箱の中を覗き込み、まふまふと同時に感嘆の声を上げる。


「これ全部桜花が作ったの?」

「そうだよー。今料理の勉強してるの」

「全部美味しそう……」

「ありがとう!食べよっか!」


適当にお皿に盛り付け、3人同時に頂きます。


「!!美味しいです!」

「うん、美味い。前卵焼き貰った時も思ったけどやっぱり料理上手いよな」

「そう言ってもらえて嬉しい!どんどん食べてねー!」


その後俺たちは、桜花が作った弁当を存分に堪能した。


「ね!記念に写真撮ろ!」


彼女は近くにいた花見客をつかまえて写真を撮ってもらえるように頼む。


「ほら、撮るよ!」


満開の桜の下、俺たち3人は眩しいくらいの笑顔だった。

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(プロフ) - 月夜さん» そう言っていただけて光栄です!最後まで読んで下さりありがとうございました! (2018年7月19日 17時) (レス) id: c0d6c077f3 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 最高でした、とても感動してつい涙してしまいました。とても良かったです (2018年7月19日 15時) (レス) id: 56b5102f12 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - アオイさん» ありがとうございます! (2018年7月2日 14時) (レス) id: c0d6c077f3 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 最高でした………めっちゃ感動しますね(´Д⊂ヽ (2018年7月2日 7時) (レス) id: 0836a54460 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:ないよ  
作成日時:2018年3月14日 20時

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