【コラボ企画】あの日の花と君と【歌い手】 (ページ33) - 小説

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そこには、沢山の花。

「これ…。」

「Aちゃんね、あなたがくれたお花を全部押し花にしてたの…。

＂彼がくれたお花は枯らしたくないから＂って。」

その時ふと、Aが言っていた言葉を思い出した。

＂花は、いつかは枯れちゃうんだよ。＂

＂凄く綺麗なのに、その綺麗は永遠じゃないの。＂

.

.

.

「枯れてないじゃん…。」

その小瓶の花から、彼女の香水の香りがほんのりと鼻を掠めた。

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作者名：豪華な作者様 x他7人 | 作者ホームページ：ないよ
作成日時：2017年3月29日 15時