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今日はクラス委員の作業がある。
まいやんと初めて話すな〜。
うわー、なんか緊張してきた笑
その日の昼休み、
まいやんが話しかけてきた。
「今日作業あるよね？」
「…っうん、あると思うよ？」
やば、ちょっと間があいた。
変に思われてないかなー。
「あ、ごめん、急に話しかけたからびっくりしたよね。」
てか…
かわいいなっ。
「や、全然大丈夫だよ。
今日4時からだって。」
「あ、そーなんだ！じゃ、一緒に行く？」
やばい、
これはちょっとやばい。
「うん、じゃあまたあとで。」
冷静に返したけど、
心臓バクバクなんだけど。
まいやんがバイバイって手振ってきたから
ちょっと微笑み返した。
HRが終わって、
僕のところにまいやんが来た。
「行こ！」
「うん。」
いや、笑顔可愛すぎでしょ。
それから先生に山のようなプリントをもらって、
2人で教室に帰った。
カチャッ カチャッ
「これ今日中に終わるのかなー？」
「終わんなかったら僕が持って帰ってやるからゆっくりやっていいよ。」
「何言ってるの？私も委員だし、一緒にやるの。」
まいやんが頬をふくらまして言ってきた。
どこまで可愛いんだっ。
「そういえばさ…
まいやんって、なんでフルネームで呼ばれるのが好きじゃないの？」
あれ？今僕なんて言った？
急に聞かれても困るだろ…
「あーー…」
「や、ごめん、気にしないで。」
「ううん、話すよ。
私のおばあちゃんは、花が大好きだったの。
おばあちゃんの家は庭が広くて、
花をいっぱい育てていて、
よく遊びに行ったら私に花を見せて、
名前を教えてくれた。
私は毎日幼稚園の頃からおばあちゃんの家に通ってて、
花の名前を一つずつ覚えていった。
おばあちゃんは 花 っていう私の名前を本当に大切そうに呼んでくれたの。
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