桜飴 No.7 ページ8
。
ーーー。
「…ん、」
今何時だろ…？
携帯を手探りで探し時間を見ると９時を過ぎた辺り。
私15時から仕事で良かった。
「…起きないと、きゃっ！！」
佐「…ふにゃ、Aちゃんどこ行くの？」
起き上がろうとしたらフワフワな金髪がぴょこぴょこ動きながら
私の身体を自分の方に再度引きずり込むさっくん。
「朝ごはん作ろうかなって…///」
ふと自分とさっくんの姿を見て途端に
昨日起こったことが頭に浮かぶ。私昨日さっくんと…///
でも優しくて逞しい身体に抱かれた私は
あの夜で誰よりも一番幸せだった。
「…さっくん今日仕事は？」
佐「にょ…？夕方からYouTubeの撮影だよ？」
「そうなんだ」
佐「だから佐久間はまだAちゃんに
ぎゅーしときたいの〜…」
と、ぽわぽわで甘々な声で伝えると
私をぎゅーって包んで離れないさっくん。
ドキドキして、けど幸せで愛おしくて
私さっくんの彼女になれて良かったってそう思えた。
佐「Aちゃん…？」
「なあに？」
佐「佐久間、いますごい幸せ…」
「…ふふっ、私もだよ？」
そう伝えると甘い口づけが降ってきた。
ーーー。
佐久間Side
佐「…そういえばAちゃん、洗面台の写真
あれ、佐久間とクラゲだよね？」
「うん、そうだよ？///記憶が戻った日
何か絵になるなって思って気づいたら
シャッター切ってたの///ダメだった…？」
佐「ううん…嬉しかった♩」
結局オレらが起きたのは11時くらい。
今はAちゃんお手製昼ごはん堪能中♩
佐「あのさAちゃん」
「ん？どうしたの？」
佐「…いつかオレの家に来て？」
「さっくんのお家？」
佐「そう、ひとり暮らししている家と…いつかオレの実家にも」
「実家…///」
顔が赤くなるAちゃん。
本当に一つ一つの仕草が可愛いんだから…。
だって佐久間はAちゃんとずっと一緒にいるって
決めているからいつかは紹介したいじゃん？
あ、昨日オレが言った意味みんな分かった？
阿部ちゃんに教えてもらったんだ
Trick yet Trick
お菓子はいいから悪戯させろ
Aちゃん、佐久間も男ですから
あんな格好したら食いますよ。ﾆﾔﾘ
あの仮装選んだスタッフさんと
マネージャーさんと薮くんたちに感謝だわ♩
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なぁ(プロフ) - ｔｕｍｕｇｉさん» ありがとうございます！近々頑張って書いてみようと思います！ (2021年2月27日 19時) (
レス) id: 8a1b5f4a36 (このIDを非表示/違反報告)
ｔｕｍｕｇｉ - 素敵な作品をありがとうございます！裏…見たいです (2021年2月26日 17時) (レス) id: 5a600f3a1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぁ | 作成日時：2021年2月21日 20時
