Perfect

トラブルの種 ページ17

突然ですが、私、只今絶賛口説かれてます。

仁の奥さんであるメイサさんの誕生日パーティーにお呼ばれして来たはいいけど、仁の知り合いとかチャラい…。

「俺一目見た時から気に入ったんだよね」

『(気に入ったって…、言い方…)』

「俺と抜けない？」

『私、メイサさんの誕生日祝いに来てるんで、ないですねぇ。ぁ、知り合い居たんで、失礼しますね。
優くん、それ、なに？』

優「ん？ストロベリーシャンパン。一口飲む？」

『ん、ありがと。ぁ、美味しいっ』

優「トラブルにならない様にって頑張ってたご褒美」

『ぁ、気付いた？』

優「Aは背を向けたから知らないだろうけと、やべー顔して睨んできたからな」

『うげ…』

優「あれ、だれ？」

『知らない。興味ない…』

優「メイサに誕プレ渡したら、彼氏くる？」

『んーん、今日広島だから』

優「…送ってくから、そばいろよ」

『ありがとう、優くん』

優「次のドラマと舞台の相手になんかあったら困るからなー」

『ふは笑』

まさか、あの男のせいで、とんだ騒ぎになるなんて露知らず、私はパーティーを楽しみ、優くんに自宅まで送ってもらった…。

〜♪

『ん〜？はぁい？』

勇「A！」

『ぁれ、勇人兄…？どしたの、朝はや「おま、知らんの！？」

『はい…？』

勇人兄に言われテレビをつけると、私が出ていた。

私が、勇人兄が居ない時、派手に遊んでいて、薬をやっている、みたいな内容。

『わぉ、すごーい』

勇「色々聞きたいから、大人しゅうてるんやで！」

『はいはい…』

メイサちゃんのパーティーがいつドラッグパーティーになったと言うの、しかも、優くん家に連れ込んだとか。

『あー、頭痛い。』

これから、私の仕事にも少なからず影響出る…。

『勇人兄…』

大丈夫→←可愛いがすぎませんか。

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