貴方が輝いている

今だけは… ☆リクエスト ページ26

『ち…、金子選手、写真いーですか？インスタ載せたいので』

弌「ん？あぁ、どーぞ」

遥「あー、Aちゃんいたー！またインタビューしたいってきてたよ」

『遥くん、また…』

弌「え、人気なの？コイツ」

遥「めっちゃ人気っすよ？
ファイターズの写真撮らせて右に出る者がいない超人気カメラマン！渋谷Aって！知らないっすか？」

弌「へー、お前、いつの間にかそんな有名人なんだ笑」

遥「…？知り合いっすか？」

『し、知らないっ！
遥くん、いいから、遥くん先に撮影するよっ』

弌「…相変わらずだな…笑」

カシャ、カシャ…

『遥くん、ありがとね。かっこいいの撮れたよー！』

遥「あざーす。ねぇ、本当にネコさんと知り合いじゃないの？」

『…前世の元旦那みたいな感じかな！』

遥「なにそれ？まぁ、いーや、次ネコさん…ぁ、お疲れ様っす」

弌「お疲れ〜、A、次俺で合ってる？」

『はい、合ってますよー。そっち立ってください』

弌「随分冷たいじゃん」

『幼馴染の元彼にどう接しろと？』

弌「俺もさ、まだ若かったんだよ。ちゃんと億プレーヤーになって、ちゃんとAの前に戻ってきたんだから、許してくれ」

『…ちーちゃん』

弌「A…」

私を抱きしめて、顎をくい、と上にあげる。
ちーちゃんの顔が近づく。

『…よりを戻す、とは言ってないよ？』

手でブロック。

弌「は！？え、おい！？」

『ねぇ？私だって、約5年で彼氏も作らず待ってると思う？しかも、自分勝手な理由で人を振っといて』

弌「う…、何も返せねぇ…」

『だから、頑張って私をまた、振り向かせてよ、金子弌大選手！
さ、まずは写真しっかり撮らせてくださいね〜？』

抱きしめられていた腕の中から、するり、と抜けて仕事仕事、とカメラを構える。

弌「上等！」

…ちーちゃん、早く私を落としてね？






リクエスト作品でしたー。
初金子選手！
ドッ○○キしながら書きました。気に入って頂けたら幸いです〜(*´꒳`*)

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