一般的な日常 櫻井家ver ページ25
個人の仕事がお休みだと暇…。
カウンセリングも順調で、私自身もとっても元気。
誠司くんの遠征なので、本日は実家に帰省。
『誠司くん、大丈夫だから、ね?』
誠「何かあったらすぐ連絡するんやで?」
『私、妊婦とかちゃうから…笑
もう、ええから、しっかり頑張ってきて!』
手を振って見送る。あの調子を早2週間。
心配しすぎ…。
母「おかえりなさい」
『わ、びっくりした!ただいま』
母「相変わらずラブラブねぇ〜。誠司くんは変わらずいい男だし」
『お兄いるじゃん笑』
母「我が子ながら可愛気ないじゃない、あの子たち」
『言い方ww』
家に入ると、お父さんとお兄、お姉がいた。
『え?何で?笑』
翔「おかんがうるせぇから仕方なく」
そっぽを向く翔兄となだめる修兄。
『?話が読めない…』
父「みんなで買い物行って、飯でもって話が出てな。
せっかくなら、一番家に帰ってこない奴がいる時にってなったんだよ」
『あー、お兄忙しいもんね〜』
姉「翔はちょいちょい帰ってくるわよ、どう考えてもAでしょ」
『Me…?』
修「どー考えても、彼氏と同棲して滅多に帰らないAだな」
『えー、私お父さんが帰ってくる時間に居ないだけで、月1〜2くらい居るよ?ね、お母さん!』
母「そうね、確かに1番自立してるけど、1番帰って来てるわよ?」
『ほら〜笑』
翔修姉「ええ?驚」
『でも、せっかく買い物なら欲しかったやつ買ってもらお〜』
櫻井家でお買い物へ。
『久しぶりにめっちゃ買った!お父さんありがと〜!誠司くんと使う〜!』
父「はいはい笑」
『ねぇ、パパはさ、早く結婚して欲しい?』
父「お前たちのタイミングでいいよ。誠司くんと長くやってきてるんだから、ちゃんと相談し合っていけばいい」
『ん、わかった。ありがとう』
父「ただ、父さんがいる時間にもいてな」
『!はあい笑』
翔「おふくろが、次行くってー」
『はーい!おとーさんっ、いこ!』
父Side
高校に上がり、末娘のAに、彼氏が出来たとは聞いていたが、大学生になってから紹介された彼は、思っていた以上に、爽やかな青年だったのが印象的。
これから先もお付き合いしたい人だから、と言ってきた時からきっと、この先に義理の息子となる相手と思っていた。
彼らが一緒の未来を描き、実現するのは、娘にとっても、誠司くんにとっても素敵な未来になると思うから。
彼らの未来が楽しみなのは、きっと櫻井家全員の本音。
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作者名:みむ | 作成日時:2018年10月5日 9時