遠くて近いII (ページ14)

今日:1 hit、昨日:29 hit、合計:163,278 hit

私なりのエールページ14

@AAAsakurax
今日は、大好きな誰かさん久しぶりにマウンドに上がります。
楽しんできてね。
あ、つば九郎は、またネタにしないでね。笑

再び、誠司くんが一軍に昇格した。
だから、仕事終わりに見にきた、内緒で。

一目、見たくて。
マウンドに立つ彼が輝いて見えるのは、やっぱり彼が私の大好きな人だから。

誠司くん、頑張ってね。

今日のつば九郎の一言

ア「何々？
ネタにしないでね、って言われたけど、フリだろ？

わざわざ球場にきた彼女にいいとこ見せなくていいからね。

あれ、もしかして、櫻井さんいたの見つけたの、つば九郎？」

つ「(こくん)」

球場がどよめく笑

そんな私は…、帰る直前で、待ってましたと言わんばかりの菅野智之によって、しっかり回収された為、使用していないロッカー部屋で待機してます。笑

智「折角きたんだから、ちゃんと見てってよ。」

気まずい、とてつもなく。
誠司くんに今日来てること言ってないし！つば九郎め、ネタにすんな言うたやん！！

試合が終わって、バタバタと走ってくる足音が聞こえる。

『終わったかなー。』

誠司くんに、かち合う前に…

ガチャ、と扉を開けると、試合終了後、そのままで来たであろう、呼吸が荒い誠司くん。

『…』

閉めようとすると、足が割り込んできて、そのまま中に入ってきてから閉める…。

あぁ、逃げ道が。

誠「なあ、俺、今日来るなんて聞いてへんよ？」

『いや～、仕事が早く終わって見たくて～…はは』

誠「しかも、閉めたよな？帰ろうとしたん？」

『いや、ほら、何も言ってないからさ？帰って素知らぬフリなら、つば九郎の見間違いやーん、とか、ははは…』

誠「…はぁ、とりあえず、シャワー浴びて着替えてくるからここで待っとき？…黙って帰ったら怒るで？」

『お待ち申し上げますっ！』

部屋を出て行く前に…

誠「でも、見に来てくれてありがとう。嬉しかったで」

『！うん、お疲れ様』

あまーい雰囲気だけど、30分後勝手にきた(つまり自由席の外野席)にいた事をこっぴどく怒られる羽目となりました。